今回は、中国発の仮想通貨であるZipper(ジッパー)の、
特徴や将来性、購入できる取引所について調べました。
Zipperに投資をしようと思っている方などは、
ぜひ参考にしてみてください。
Zipper(ジッパー)とは?
Zipperは、中国で開発された仮想通貨で、
分散型プラットフォーム上でのデジタル資産の管理や、
クロスチェーン技術による資産の交換を目的としています。
公開は、2018年5月ですので、
時価総額はまだまだ小さく、7月現在、
仮想通貨の時価総額ランキングでは1411位となっています。
発行上限は1000億枚、通貨の略号には、
「ZIP」を用います。
Zipper(ジッパー)の特徴は?
では次に、Zipperの特徴をご紹介するとともに、
その詳細をお伝えしていきます。
特徴その1:クロスチェーン
先述の通り、Zipperは、クロスチェーンの開発を目的としています。
本来、ブロックチェーンが異なる仮想通貨は、
直接交換することが不可能で、ウォレットの共有なども
出来ませんでした。
そこで、考案されたものが、仕様の異なるブロックチェーンを
結ぶことのできるクロスチェーンという技術です。
Zipperは、デジタル資産を管理できるプラットフォームの
開発も行っているため、将来的には、
様々なデジタル資産を、一元管理することが出来るようになる
かもしれません。
このクロスチェーンには、
「Zo」と呼ばれるマルチチェーンが活用され、
簡単に、そして安全に利用できるとしています。
特徴その2:中国版Ripple
Zipperは、ブロックチェーンを用いて、
グローバルな場面で金融サービスを提供しようとしています。
具体的には、日本で開催された「CSPay」のイベントに参加し、
CSPayとの提携を進めています。
CSPayとは、仮想通貨のみを利用して、
決済サービスを提供しているプラットフォームで、
中国、香港、マカオ、日本、韓国、台湾で利用されています。
Zipperはここと提携していき、
この決済サービスには、日本の大手企業も導入していくとのことで
話題になっています。
このような決済機能から、Zipperは、
中国版Rippleとも呼ばれています。
特徴その3:ZipperOne
クロスチェーンに関連して、
Zipperには、「ZipperOne」と呼ばれるウォレットを提供します。
ZipperOneでは、全てのデジタル資産の管理が可能になり、
従来のように、複数のウォレットを用意する必要が無くなります。
現在、イーサリアムベースの仮想通貨は、
全て同じウォレットで管理することが出来ますが、
それが、どの仮想通貨の垣根なく管理出来るようになる、
ということですね。
特徴その4:コミュニティメンバーが凄い
Zipperのコミュニティメンバーには、
Huobiの元CTO(最高技術責任者)を努めた
Zhang Jian氏が参加しています。
また彼は、Fcoinの設立者であり、
これは、FcoinにはZIPも上場しています。
また、その他のコミュニティメンバーである
John Bell氏は、カンボジアの首相とも既に会っており、
Zipperは今後、カンボジアの企業や金融機関と、
協力していくとの発表もあります。
Zipper(ジッパー)はどこで買える?
Zipperは、残念ながら日本国内の仮想通貨取引所では
購入できません。
現在は、FcoinやOKExで購入することが出来ます。
いずれも日本円での入金に対応していませんので、
国内の仮想通貨取引所やウォレットから、
基軸通貨となるビットコインやイーサリアムを送金してから
取引を開始して下さい。
Zipper(ジッパー)の将来性は?
Zipperの特徴は、国際間ので決済サービスと、
クロスチェーンでした。
実は、このコンセプトは、
同じく中国発の仮想通貨である「WanChain」と
ほとんど似ています。
また、中国版Rippleと言われる程ですから、
Rippleも競合になり得ます。
いかに素早い開発が出来るか、ここが大切になってくるでしょう。
特にWanChainは、2018年中にクロスチェーンの実現化を
目標としてしています。
Zipperもスピード感を持って取り組む必要があるようです。
ただZipperの価格は2018年7月時点で
1ZIP=0.4円ととても安価で、将来性を期待して、
仕込んでおくにはとてもありがたい価格となっていますね。
ちなみに、テレグラムにおいては、
ヤマダ電気や、ビックカメラ、ローソンとの提携話が
話題になっています。
もしこれが本当であれば、Zipperの実需は増えることになりますので、
かなり将来性が期待できそうですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Zipperは、まだまだ認知度も低く、時価総額も低い仮想通貨ですが、
様々な企業などと提携を結ぶなど、確実に前進しています。
コミュニティメンバーがメンバーだけに、
その期待度もかなり大きいのではないでしょうか?
仕込んでおくのであれば、今が最大のチャンスかもしれませんね。