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WanChain(ワンチェーン)とは?特徴や将来性は?購入できる取引所は?

 

今回は、WanChain(ワンチェーン)という
中国発の仮想通貨について、特徴や将来性、
購入できる取引所を調べて記事にまとめました。

WanChainが気になる、という方は、
ぜひ参考にしてみてください。

WanChain(ワンチェーン)とは?

WanChainは、中国企業の「Wanglu Tech」によって発表された仮想通貨で、
2017年9月にICOが行われました。

通貨の略号には、「WAN」が使われており、
発行上限は2億1000万WANとなっています。

コンセンサスアルゴリズムには、PoS(Proof of Stakes)を採用しており、
仮想通貨の時価総額ランキングは現在、58位となっています。

WanChain(ワンチェーン)の特徴は?

では次に、WanChainの特徴をご紹介するとともに、
より詳しい詳細をお伝えしていきます。

特徴その1:中国版Ripple

国際送金の場面では、銀行間の送金にRippleが利用されますが、
WanChainは、中国版のRippleとよく言われています。

銀行間を繋げる金融プラットフォームを提供することで、
通貨のやり取りをよりスムーズに行うことが出来ます。

特徴その2:クロスチェーン

WanChainの最大の特徴は、
やはりクロスチェーンと言っていいでしょう。

クロスチェーンとは、
ブロックチェーンが異なる仮想通貨同士を直接交換できる
技術のことです。

現在、1000種類を超える仮想通貨が存在していますが、
その全てのブロックチェーンが同じものとは限りません。

ですので、現状仮想通貨を交換する場合は、
取引所を仲介させる必要があります。

一方、クロスチェーンが実現すれば、
通貨と通貨を直接交換出来るようになるので、
こうした手間などが省けるようになります。

特徴その3:ICOとスマートコントラクト

WanChainには、スマートコントラクト機能があり、
自動で契約を履行する機能が備わっています。

これはイーサリアムとよく似たポイントですね。

また、WanChainは、スマートコントラクトを利用することで、
資金調達も可能となっています。

つまり、ICOプラットフォームとしての活躍も
期待できるというわけですね。

特徴その4:匿名通貨としても機能

Rippleと、WanChainの一番の違いは、
匿名機能があるか、無いかでしょう。

Rippleとは違い、WanChainには、匿名機能が用意されています。

それはプライベートセンド機能とよばれ、
これは、複数人で一回のみ発行されるワンタイムアドレスを
利用する方法です。

1対1で送金するわけでは無いので、
誰から誰に送ったのかわからず、またアドレスも、
ワンタイムですので、アドレスが使い回されることもありません。

Rippleは、国際送金の色が強いですが、
WanChainには、こうした機能もあるため、
どちかというと、個人間の決済に向いていると言っていいでしょう。

WanChain(ワンチェーン)はどこで買える?

残念ながらWanChainは国内の仮想通貨取引所では
取引されていません。

2018年3月には、大手仮想通貨取引所である
Binanceに上場しましたので、そちらで売買することが出来ます。

もちろんBinanceは日本円の入金に対応していませんので、
国内仮想通貨取引所やウォレットから、
基軸通貨を送金し、取引する流れとなります。

WanChain(ワンチェーン)の将来性は?

WanChainの特徴であるクロスチェーン技術には、
かなり将来性があると言っていいでしょう。

現在は、仮想通貨の交換に取引所を仲介するため、
余分な手数料が必要となっています。

もしクロスチェーンが実現すれば、
それら手数料を省くことができ、より低コストで、
簡単に仮想通貨の交換を行えるようになります。

ただ、クロスチェーンを標榜するプロジェクトは、
既にいくつか誕生していますので、
競合に負けないよう、真っ先にプロジェクトを成功させる必要があるでしょう。

2018年中にはクロスチェーンの実現化を目指しているので、
今年の経過には要注目ですね。

またWanChainには、匿名機能のある通貨ですが、
これは一概に良いものとは言えません。

というのも、匿名機能のある通貨はコレまでに、
マネーロンダリングなどにも利用されてきたからです。

流れとしては、そうした通貨は規制する動きにあるので、
匿名機能を選択できる、もしくは廃止した方が、
将来的には良いかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

WanChainは中国発の、分散型金融インフラストラクチャーの
提供を目的としたプロジェクトでした。

日本ではあまり馴染みの無い名前ですが、
ICOで資金調達に成功し、2018年には、大手仮想通貨取引所である
Binanceにも上場しています。

1年足らずでここまでの成長を見せている通貨であり、
かなり開発にスピードを持って取り組んでいる姿勢が
よく伝わってきます。

今後アップデートされる情報も気にかけたいですね。