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中国建設銀行(CCB)のブロックチェーンプラットフォーム、取引量が530億ドルを突破

 

中国の商業銀行の中でも大手である中国建設銀行は、
クロスチェーンとインターバンク取引を含む取引財務ブロックチェーンに
新たな機能を付与した上で拡大し、これにより取引ボリュームは550億ドルを超えることになりました。

 

 

更新済みのプラットフォームであるBCTrade2.0の公式始動において、
北京で発表された内容によれば、CCBの副社長であるJi Zhihong氏は、
この新しいプラットフォームは、中国の専門家に向けて、より良い財務サービスを提供するための
ブロックチェーン技術のてテコ入れになるでしょうと話したと中国メディアは報じています。

 

 

2018年4月に始動したこのプラットフォームは、現在までに553億ドルの取引が、
専門家、銀行、そしてノンバンクである金融機関の間で処理されました。

 

 

このプラットフォームは、媒体と長期債権をディスカウント価格で売ることで、
専門家等が即金を受け取ることを可能にするファクタリングとフォーフェイティングを提供します。

 

 

新しい機能のクロスチェーン機能は、国内の54行と国際支所に相互取引処理を可能にし、
国営銀行と海外の銀行の双方、商業銀行とノンバンクプラットフォームを含む40の銀行業務機関も同様に扱われます。

 

 

CCBは、そのプラットフォームを運営し維持するために、
2億3,000万ドルで資本化されている子会社のJianxin Financial Servicesを任命しました。
国家工商行政管理総局によれば、この上海を拠点にするフィンテック企業は、
銀行提携によって昨年の4月に創立されたとのことです。

 

 

この始動は、ブロックチェーン技術を伴う専門的取引ファイナンスに向けた同行の
バンキングシステムの効率性を高める直近の取り組みです。
その会社の発表によれば、2018年1月のファクタリング取引を通じた
ブロックチェーンベースの取引デビューは完了したとのことです。

 

 

“この動向は、一帯一路構想の中で取引を促進する中国経済の計画に沿うもので、
同国内の実態経済の成長を助けます”そう、CCBは声明中で発表しました。

 

 

中国国内の4つの主要商業銀行のCCB、中国工商銀行、中国銀行そして中国農業銀行は、
過去2年間でブロックチェーンベースのファイナンシャルサービスイニシアチブを始動させています。

 

 

資産において世界最大であるICBCは、ファクタリング取引を伴う中小企業を支援するために、
同行のオンラインブロックチェーンフィナンシングプラットフォームを活用しました。
ICBCによる発表では、2月の始動以降の9ヶ月間で64億ドル分の取引を伴う1,300人のユーザーを集めたとのことです。

 

 

中国銀行は昨年の8月、同行と提携するブロックチェーン決済システムを通じて、
ドルを使った韓国への国際送金を初めて処理した一方で、中国農業銀行は2017年8月、
同行のeコマースブロックチェーンフィナンシングシステムを使うことで、農家へのオンライン取引を支援していました。

 

 

中国の中央銀行は、香港、マカオ、そして中国南部の広東省のエリアの中小企業への融資支援のため、
9月にはBay Area Trade Finance Blockchain Platformを始動させました。

 

 

引用元:Chinese Banking Giant CCB Expands Blockchain Platform as Volume Breaks $53 Billion