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中国のデジタル通貨、順調に進んでいると公式が発表

 

昨年の10月の終わり頃、習近平国家主席は、
ブロックチェーンについて、中国経済の将来的な発展に重要であり、
その展開速度を上げることを約束すると話していました。

 

 

それ以来、中国ではサプライチェーンの追跡にはじまり、
地方政府が中央銀行デジタル通貨(CDBC)の実行するために効率性を改善するなど、
どのようにブロックチェーンが中国国内で活用されるのか、多くの憶測が飛び交いました。

 

 

それから2ヶ月強、中国でのデジタル通貨の最近の事情はどうなのでしょうか?

 

 

中国人民銀行(PBoC、中国の中央銀行)の公式発表によれば、
「スムーズに進捗している」とのことです。

 

 

中国のデジタル通貨進捗は順調

先週、2020中国人民銀行会議が北京で開催され、職員等は中国経済全体の状況について話し合いました。
「国内と国外のリスク課題が持ち上がる複雑な状況」にも関わらず、
中国人民銀行は、どのように「細心の金融政策」と「素晴らしい結果」の達成を維持したのか、その部分を強調しました。

 

 

彼らは「法定デジタル通貨はスムーズに進んでいる」と述べながら、未来に期待を寄せ始めたようです。
また彼らは、中国での「法律に沿ったデジタル通貨の開発を着実に進める」ことの継続を約束しました。

 

 

中国のデジタル通貨の発行日は明らかにされておらず、
世界的な「仮想通貨」がどの時点で発行されるのか言及していません。

 

 

しかしながら銀行職員等は、
職員等が集中的に取り組む草案は「多量の現金管理の将来的な標準化」が必要だと強く留意しました。
これは結局のところ、台帳と人民元のデジタル化上で決済を行う主要利用の内の1つです。

 

中国のCDBDCは何に利用されるのか?

この業界の多くの人々は中国がデジタル元を発行するという発表について、Libraに対するお決まりの行動だと捉えており、
実際に中国人民銀行は、2014年から中国デジタル通貨の研究を続けています。

 

 

デジタル元には、問題となっている資金洗浄の取り締まりから世界的な貿易の促進まで、
様々な用途のポテンシャルが存在しています。

 

 

また、世界的な財政システムにおけるドル化に対して大きな一歩を示す可能性があります。
中国ブロックチェーンプロトコルConflux Chainのマーケティングマネージャーである
Christian Oertel氏は、Coin Rivetの過去の記事で次のように話していました。

 

 

「大局的な観点から言えば、ウォールストリートを金融センターから、
そして、世界のリーディング通貨としての米ドルを退けさせるような流れがあるように思えます。」

 

 

もちろん、中国のデジタル通貨の主な強みは、国民を管理するツールとして機能しうることです。

 

 

Manchester Metropolitan大学で上級講師、経済、政策、そして国際ビジネスの准教授の
Gavin Brown氏は、Coin Rivetに対して次のように話しています。

 

 

国家統制下にある方法の中で、速度と透明性に関する類似したテクノロジーを保有することは、
非常に強力なツールです。

 

 

PrimativeCryptoの共同創設者であり、中国のブロックチェーンで権威を持つDovey Wan氏は、
マネーサプライのデジタル化から利益を得るのは中国だけでは無いと指摘しています。

 

 

ブロックチェーンは、いかなる政府においても
国民から税金を搾り取る武器として利用される可能性があります。

 

 

さらに彼女は、政府が裏付けするデジタル通貨は次の10年、至るところで実を結ぶだろう、
そしてそれは良くないことであると続けました。

 

 

最終的な考察

先週、私達は非許可型のP2P決済システムであるビットコインの11周年を祝いました。
しかし、このナンバー1の仮想通貨は、分散化もしくは仲介者の排除ではなく、
政府のトップ等や金融機関等のものに変わってしまったようです。

 

 

すべての決済は追跡される可能性があり、「あなたに関わる全ての経済活動」は囚われるという事実は、
さらに多く出現しています。

 

 

CBDC等と提携した通貨が1年先の仮想通貨トレンドを形作るであろうだけではなく、
私達の生活を永遠に変えることが確実視されています。

 

 

引用元:China’s digital currency ‘progressing smoothly’, officials say