テレグラムのブロックチェーンプロジェクトであるTONは、
システム稼働が行われる最終準備ステージへと入りました。
ブロックチェーンノードの稼働に向けたコードは、金曜日の遅くにテストネットワークポータル上で公開されました。
現在、メッセージアプリプロバイダーのブロックチェーンに興味のある開発者とコミュニティメンバー等は、
フルノードと、バリデーターノード、そしてブロックチェーンエクスプローラーの簡単な検査を実施できます。
プロジェクト進行に詳しい情報筋によれば、この公開は以前、
9月1日に予定されていましたが、不明確な理由から数日延期されました。
開発者向けツールに向けて動いているTON LabsのCTOとMitja Goroshevsky氏によれば、
テレグラム自体のテストネットで維持されているノードが現在100個あるそうです。
あともう少しの数のノードが同氏のスタートアップで維持され、
2018年初旬に17億ドルを調達したテレグラムのトークンセールに投じた投資家によって主導されています。
“フルノードに向けたソースコードは、テストネットにアクセスでき、作られ検証されたブロックは公開されています。
ライトクライアントは、数ヶ月前に公開されていました。
TON Labsは、開発者のツール一式であるパブリックベータを月曜日に公開する予定です”とGoroshevsky氏は、
CoinDeskにそう話しました。
テレグラムオープンネットワークに向けたメインネット始動は、遅くとも8月31日に実施される予定です。
テレグラムのブロックチェーンは、
多重“シャードチェーン”のサポートを伴うproof-of-stakeプロトコルとして設計されています。
バリデーターは、かなりの量のトークンをステーキングしたユーザーの中から選ばれ、ブロックの検証を行う予定です。
TON Labsによれば、このTONブロックチェーンは、
イーサリアムベースのソフトウェアと互換性を持つようになるとのことです。
引用元:Telegram Finally Releases Code for Its $1.7 Billion TON Blockchain