米国と進行中である貿易戦争などが要因となり、中国元が下落しており、
現地では、ビットコインに投資する急激な動きが兆候として現れています。
Bloombergによる、30日間の価格上昇分析によれば、
元とビットコイン間にある負の相関は、最後の7日間で過去最低を記録したとのことです。
以前、中国政府は、自国の元をドルに対して7元以上の価値を保とうとしていた一方で、
先月には、そのレベルを下方向へスライドさせることを許可し、10年間で過去最低までに下落しました。
報道によればこの動向は、8月初旬にトランプ大統領が
中国の輸入品に対し10%の関税をかけるという脅威に応えた形になるものだそうです。
元の価値の下落は、中国人投資家による逃避行動が原因であり、これは取引所データにも裏付けられています。
Boombergは、Blochain and CoinDesk contributorの研究部長であるGarrick Hileman博士と話をし、
同氏は、Huobiのような取引所等で公表される、中国人の要求に応えた形となるビットコイン価格は、
異常に高い値で取引されていると述べました。
“米中貿易関連の悪化で緊張が徐々に高まったことから、
4月と5月には、ビットコインと元の逆相関を記録しました。”そうHileman氏は話しています。
この報道は、中国独自の法定デジタル通貨とともに新たな詳細を踏まえて発表される形となりました。
最近任命された中国人民銀行のデジタル通貨部門のトップは、
来るデジタル元はFacebookによって提供されるLibraとは、違う特徴を持つことになるだろうと話していました。
引用元:Trump’s Trade War May Be Driving Chinese Investors to Bitcoin