コインチェックは、OTC仮想通貨トレーディングサービスを、
大手クライアント向けに開始したと月曜日に公表しました。
ビットコインをメインとした取引が主体になる一方で、
同社は、その他の仮想通貨取引に関しても検討しているとのことです。
コインチェックによると、OTCトレーディングデスクは、
最小で50ビットコインの売買を一回で”即座に”、そして、
”手頃な価格”で取引できるとのことです。
このサービスは、平日の10時から15時まで利用することが可能となっています。
OTCサービスでは、買い手と売り手が取引所上でマッチする形式とは異なり、
2つのパーティーが直接、そして相互に取引を行います。
コインチェックは、2018年1月に5億3000万ドル相当のハッキング被害に遭い、
同社のデジタルウォレットから5億NEMトークンを失いました。
昨年4月には、Monexグループによって、3,350万ドルで買収されています。
コインチェックは、金融庁からライセンスを取得し、
現在は関東財務局に登録され「資金決済に関する法律」によって規制下に置かれています。
同社は以前、レバレッジ取引やコンビニからの入金、
そして公共料金の支払いを仮想通貨で可能にする構想を計画していました。
現在、多くの取引所がOTCトレーディングサービスを開始する動きを見せています。
先週、合衆国系列のHuobi Globalは、OTC仮想通貨取引に向け、
組織的なグループを始動させました。
今年の初めには、Bithumb GlobalとBittrexもまた、
類似したサービスを開始していました。