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今更聞けない!仮想通貨のPoCとは?わかりやすく解説!

仮想通貨には、その種類によっていくつかの
「コンセンサスアルゴリズム」があります。

※コンセンサスアルゴリズムについて知りたい方はコチラ

その中には、PoCというものもありますが、
これは、どんな仕組みなのでしょうか?

今回はそのPoCについて調べてみましたので、
ぜひ、参加にしてみて下さい。

PoCとは?

PoCとは、Proof of Consensusの略で、
「合意の証明」と訳されます。

このPoCとは、仮想通貨におけるコンセンサスアルゴリズムの
一種です。

コンセンサスアルゴリズムについて、
よくわからないという方はコチラを参考にしてみて下さい。

ビットコインを初めとした、その多くの仮想通貨は、
中央に管理者を置かず、取引の記録、承認が行われていますが、
PoCでは、特定の管理者が存在しています。

PoCを採用している通貨の例に、「リップル」がありますが、
リップルでは、その管理者をリップル社自身が選出します。

その選ばれた管理者はバリデーター(承認者)と呼ばれており、
バリデーターの90%以上が承認した取引のみが、
台帳に記録されていく仕組みとなっています。

バリデーターのリストは、ユニークノードリストと
呼ばれており、リップル社の指定によって、
構成されています。

つまり、リップル社によって選ばれた組織から構成された
「特定の人達」によって、リップルは運用されているわけです。

仮想通貨の基本的な理念は、非中央集権的な部分でしたが、
PoCは、その逆の中央集権的な仕組みが特徴と言えるでしょう。

PoCのメリット

「特定の誰か」に権利があるような通貨は、
自由度を阻害し、権力の集中が避けられませんが、
その一方で、PoCにはメリットもあります。

ここではそのメリットを紹介します。

メリットその1:取引速度が規格外

PoC一番の強みは、
取引スピードが速いということです。

例えばビットコインは、PoWというコンセンサスアルゴリズムを
導入していますが、決済にかかる時間は最低でも10分です。

しかも利用者が増えてしまえば、
取引が遅延する場合もあります。

遅いケースだと、取引承認までに、
1時間かかる場合もあるくらいです。

一方、リップルでは取引完了までに
「平均約4秒」しかかかりませんので、
実用性がかなり高いと言えます。

これは、特定の集団の少ないノードで承認が行われるためであり、
これまでの通貨以上にスピーディな
取引を可能にしました。

メリットその2:大量の電気を必要としない

PoWでは、計算に膨大な電気を必要としていましたが、
PoCは限られたノードしか必要ありません。

ですので、無駄な電力を消耗する必要が無く、
無駄なコストをカットすることが出来ます。

時代の流れを見ても、コストのかかる通貨より、
より「エコ」に運用される仮想通貨の方が、
将来性は高いと言えるでしょう。

メリットその3:期待値大

PoCは、信頼のおける組織によって承認され、
かなりスピーディな取引が可能となっています。

ですので、それを実装したリップルも注目を集め、
複数の大企業から期待を寄せられています。

送金スピードの速さなどから、銀行組織にも注目されており、
日本では、三菱UFJ銀行、住信SBIネット銀行、みずほ銀行、
といった大手銀行、その他、多くの地方銀行が
リップルと提携しています。

これだけの銀行が提携しているので、
PoCの技術はかなり信頼され、期待されていると
言ってもいいでしょう。

PoCのデメリット

PoCは、いくつかメリットがありますが、
もちろんデメリットもあります。

例えば、これまでのコンセンサスアルゴリズムは、
マイニングや、ステーキング、ハーベスティングと言って、
仮想通貨維持に貢献した人は、「報酬」を受け取れるものでした。

しかし、PoCでは、そのような仕組みは無く、
また、誰でもPoCに参加できるわけではありません。

リップル社選出の企業などが、バリデーターとして、
参加出来るだけです。

つまり、仮想通貨の根底理念である、非中央集権的な体制は、
無いと言っても過言ではありません。

しかし、リップルでは、
今後、第三者が指定した承認者を追加していき、
リップル社が管理しているサーバーは停止させていくとのことです。

ですので、中央集権的なPoCはゆるやかに非中央集権体制へと
移行していくでしょう。

ただ、それが100%実施される保証もありませんので、
今後はどんな展開を見せるかは未定です。

数多くの銀行と提携し、世界的にも注目を浴びている企業ですので、
まず、詐欺的なことは無いと思いますが、
投資の世界に絶対は無いので、そこは注意が必要ですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

PoCは、リップルに採用されている
コンセンサスアルゴリズムの一種でした。

現在はまだ、中央集権的な方法が採用されていますが、
今後、非中央集権的な体制に移行すると思われます。

またPoCは、瞬時に取引が完了するというメリットがあり、
その実用性は「ビットコイン以上」と言っても過言ではありません。

今後どう展開していくか、その将来性が楽しみですね。