カジノにおける仮想通貨と言えば、昔のイメージから、
ADAコインを想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、
その他にも、カジノ系の仮想通貨は存在しています。
今回ご紹介するFunFair(ファンフェア)は、
カジノに特化した仮想通貨です。
今回、そのFunFairの特徴や将来性、
購入できる取引所について調べました。
FunFairが気になるという方は、ぜひ今回の記事、
参考にしてみて下さい。
FunFair(ファンフェア)とは?
FunFairは、2017年に公開されたばかりの比較的新しい
ERC20系の仮想通貨です。
公正なカジノプラットフォームの実現を目標に開発されている
仮想通貨で、通貨の略号には「Fun」が利用されます。
2018年10月現在、仮想通貨時価総額ランキングでは、
84位となっています。
発行上限は、約109億枚となっており、
かなりの量のFUNが将来的に市場に流入します。
コンセンサスアルゴリズムには、主流であるPoW(Proof of Work)が
採用されていますが、将来的にはPoS(Proof of Stake)への移行を
予定しています。
FunFair(ファンフェア)の特徴は?
では次にFunFairの特徴をご紹介していきます。
特徴その1:スマートコントラクトで公平なカジノを実現
オンラインカジノの公平性に関しては、
第三者機関による厳しいチェックがあるため、
主催者側が不正をしにくいという事実はこれまでもありました。
ただし、人が関わる以上、何が起こるかわかりません。
FunFairでは、そうしたカジノの場に、
スマートコントラクトを利用したカジノプラットフォームを提供します。
スマートコントラクトでは、人が介在する余地がなく、
事前に決められたプログラムに則り運営が進められていきます。
また、そもそもブロックチェーンという技術自体、
ハッキングが難しく、悪意のあるハッカーによって、
攻撃されるという心配もないため、
安全でセキュリティの高いカジノ運営が期待できます。
特徴その2:分散化を活かした低コスト化
実店舗のカジノ運営の場合、土地台や、機械、人件費が必要でした。
またオンラインカジノであっても、プログラムの保守や、
インターネットサーバー代などのコストがかかっていました。
一方、ブロックチェーンは、分散化されたネットワーク上に存在するため、
サーバーの維持費といったコストがかかりません。
また運営は、スマートコントラクトによって実行されていくため、
主催者側の人件費がかかりません。
仮想通貨を利用することで、運営コストを極限までカットできたわけですね。
特徴その3:FUNがプラットフォームでの通貨
FunFairプラットフォーム内で使われる基軸通貨に、
「FUN」が利用されます。
カジノの賭金などにFUNが利用され、
その他、開発者への支払いや、課金ゲームなどの支払いに充てられます。
特徴その4:既にゲームがリリースされている
FunFairのプラットフォームでは、既にゲームがリリースされており、
「バカラ」や「ブラックジャック」をはじめとしたカジノゲームが、
全12種類用意されています。
既に市場を築いており、ある程度開発も成熟しているようです。
FunFair(ファンフェア)が購入できる取引所は?
残念ながら、FunFairは国内の仮想通貨取引所では購入できません。
海外大手の仮想通貨取引所であるBinanceに上場しているため、
そちらから購入することが可能です。
ただ、もちろんですがBinanceは日本円の入金には対応していないので、
国内の仮想通貨取引所、もしくはウォレットから、
基軸通貨を送金し、取引するという流れになります。
FunFair(ファンフェア)の将来性は?
カジノの市場規模は20兆円もあるので、
そこにうまく刺さることができれば、
今後もFunFairが成長していくことは十分考えられます。
ただ、ブロックチェーンやスマートコントラクトは、
カジノと相性が良いため、
カジノプラットフォームを謳うプロジェクトは、
いくつも登場しています。
現段階においても、ギャンブル、ゲームを謳い文句にした
ICOも実施されており、競合性は増していると言えます。
その中で、今後FunFairがどうやって生き残っていくか、
そこが重要なポイントですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
FunFairはイーサリアムのスマートコントラクトを利用し、
公平で公正なオンラインカジノプラットフォームを提供する
仮想通貨プロジェクトでした。
従来の「カジノ」が抱える問題点を払拭し、
カジノ界にクリーンなイメージをもたらす、
素晴らしい仮想通貨です。
開発も成熟しており、現段階においてもしっかりと
プロダクト(ゲーム)も提供されています。
ただ、その一方でカジノ系の仮想通貨プロジェクトは、
いくつも存在しており、今後市場を争い合うことになるのは間違いありません。
FunFairが今度どう生き残っていくか、動向に注視したいところです。