退役軍人による非営利組織が、ブラジルの森林火災と戦うために暗号コミュニティを擁護しています。
1987年に設立された熱帯雨林財団は、暗号コミュニティの力を借りて
ブラジルの森林火災に立ち向かうキャンペーンを9月4日に発表しました。
同財団は、何年にも渡って仮想通貨を受け入れてきましたが(さらに2014年から独自のBitSeedを発展)、
ブラジルでの森林火災は、暗号コミュニティを擁護する新たな動機となりました。
熱帯雨林財団によれば、森林破壊は、昨年の7月と比べ278%にも増加しており、
2018年1月から2019年の8月までの間に森林火災は倍増しています。
同財団は、火災に立ち向かうために1億ドルの資金調達を模索しています。
事務局長のSuzanne Pelletier氏はCoinDeskに対して、
時代遅れの慈善事業での成功は難しく、新たな寄付の形とコミュニティ活動方法が必要とされています。
既存の枠を超えると考えられる暗号コミュニティの能力は、この新たなキャンペーンに拍車をかけました。
“暗号業界は、違う考え方やゲームのルールを変えようとする人で溢れています。
財団からの資金調達サポートは、非常に遅く非常に官僚的です。
それでは手遅れになってしまうんです。私達に十分な時間は無いんですから。”そうPelletier氏は話しました。
現在、同財団は、ビットコインとイーサ、ライトコインとビットコインキャッシュで寄付を受け入れています。
またこのプロジェクトにおいて同財団は、ビットコイン寄付企業のThe Giving Blockと協業しています。
同財団は、財団のプロジェクトを後援し、関心を高めてくれる暗号コミュニティ、
これに追加して仮想通貨を寄付してくれる暗号コミュニティを探しています。
暗号コミュニティとの提携は、資金調達だけでなく技術的な面にも及ぶと、Pelletier氏は話しました。
現在、Regen Networkで開発されているスマートコントラクトシステムは、
財団のジャングル内における肉体労働を追跡できる1つ例です。Pelletier氏は、P2Pによる決済は、
同財団が伝統的な銀行業の妨げを克服するために調べている他のイノベーションだと話しています。
引用元:Rainforest Charity Launches Crypto Appeal to Help Protect Amazon