SBIホールディングスの子会社であるSBI Ripple Asiaは、
予定された新規サービスの全面リリースを行う前に、同社のMoney Tapアプリを使った、
店舗支払いの”デモンストレーションテスト”を公開しました。
このデモ試験では、提携先の小売店でリアルタイム支払いに使われる、
RippleのxCurrent支払いプロダクトを使った送金アプリが含まれており、
東京、六本木に位置するSBIホールディングス本部のレストランで始動します。
木曜日に同社が発表した内容によると、
この試みは、”年内”にアプリをパブリック公開にする前に、
カスタマーエクスペリエンスを評価することが目的のようです。
店舗支払いで、このアプリを利用することは、
”利便性と安全性が結びついた安定した小売サービス”をもたらすとSBIは発表しています。
Money Tap(ユーザーの銀行口座と提携し”即時”送金を提供すると言われている)は、
昨年の3月に発表され、8月にリリースされていました。
現在では、iOSとAndroidデバイスに対応し、
受け手の電話番号か、QRコードを使うことで資金送金することを可能にしており、
安全のために、指紋認証のような生体認証ログイン機能デバイスを利用しています。
2019年3月、SBIは、Money Tap Co., Ltdの共同創設者として、13行の地方銀行を追加しました。
またこのアプリは、日本大手の電子支払い企業にも登録されています。
このアプリを通して、SBIとRippleと共同で取り組んできたりそなは、
4月にこの事業から撤退しましたが、その理由については示されていません。
5月の初め、Rippleは、SBIホールディングスのCEOであり、
代表取締役社長である北尾吉孝氏を、取締役会に迎えていました。
引用元:SBI Plans Launch of In-Store Payments With Ripple-Powered ‘Money Tap’ App