シンガポール証券取引所の支援を受ける証券トークンプラットフォームのiSTOXは、
シンガポールで、事実上の中央銀行となるシンガポール金融管理局(MAS)が設定した、
フィンテック規制サンドボックスの認可を受けました。
今月からサンドボックス内で動き出しており、
iSTOXは現在、初期の発行者の一団と、投資家達が、プラットフォーム上で
デジタル証券の取引所を行うことを可能にするためのオンボーディング中であり、
これは、今年の第四四半期であると金曜日にMediumで発表されました。
このプラットフォームは、トークン化された証券を通して、企業の資金調達を手助けする
”完全に規制下にある”資本市場プラットフォームとして、
2020年初期までの、フル稼働を目的としています。
アナウンスメントでは、次のように発表されています。
iSTOXがあれば、企業や、資本成長を求める若手企業、
ファンドを設立したいどのような発行者、もしくは個人資産オーナーは、
資本市場をタップする新しいメカニズムとしてデジタル証券オファリングを利用できるかもしれませんし、
そして、アイディアに対して、もしくは彼らが信じるベンチャーに対して投資を受けるかもしれません。
また、iSTOXは3つの法律事務所を含む(Allen & Gledhill LLP, Baker McKenzie Wong & Leow and Rajah & Tann)
法律委員団を用意し、発行者に構造や、証券発行プロセスのアドバイスを行います。
同プラットフォームは、ブロックチェーンインフラ企業のICHX Techaによって運営され、
額は非公開ですが、シンガポール証券取引所と投資会社のTemasek Holdingsの完全子会社である
Heliconia Capital Managementの支援を受け続けています。
シンガポール証券取引所の副議長で、equities & fixed incomeのトップであるChew Sutat氏、
そしてMASの前業務管理部長のChua Kim Leng氏等は、iSTOX役員のメンバーでもあります。
引用元:Security Token Platform iSTOX Admitted to Central Bank Sandbox