日本国内では、既にいくつもの仮想通貨取引所が存在していますが、
そこに上場している銘柄は非常に限られています。
一方海外の仮想通貨取引所は、取り扱い銘柄も多く、
それだけ投資チャンスが大きいのも事実です。
今回は、そんな海外の仮想通貨取引所であるFCoin(エフコイン)について、
その特徴や将来性、購入できる取引所について調べました。
FCoinがどのような取引所か、または登録したいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
FCoin(エフコイン)とは?
FCoinは、中国を拠点とした仮想通貨取引所で、
英語と中国語の両方に対応した海外仮想通貨取引業者です。
海外大手仮想通貨取引所、Huobiの、
元CTO(最高技術責任者)であるZhan Jian氏によって創設されています。
2018年4月に開設されたばかりの取引所で、他の仮想通貨取引所と比べても、
比較的新しい業者ですが、取引高7,500億円を記録し、話題にもなりました。
FCoin(エフコイン)の特徴は?
では次に、FCoin取引所の特徴を見ていきましょう。
FToken(Fトークン)の発行
FCoinでは、独自の仮想通貨であるFToken(FT)の発行を行っています。
これは、バイナンスが独自で発行しているBNBトークンのようなもので、
FTokenを所有するユーザーには様々な特典が用意されています。
たとえば、FCoin取引所での収益の80%は、FToken所有者へ還元される仕組みとなっており、
1000以上のFTを所有しているユーザーには、設定された計算式に基づいて、
自動的に配当がウォレットに振り込まれます。
また、FTokenを一定数以上所有するユーザーには、
FCoinの将来性を決定する意志決定権としても機能します。
投票によって意志決定がされますが、もちろんこの投票も、
ブロックチェーンのスマートコントラクトが利用されていますので、
不正や悪意ある決定は行えません。
FCoinJP(FコインJP)の開始
FCoinは、日本語に対応した仮想通貨取引所である
FCoinJPのサービスを開始しています。
FCoinは、中国語と英語のみ対応でしたがFCoinJPは日本語にも対応しており、
取引所のトークンには、FJトークンが用意されました。
ただ、FCoinJPは、金融庁の認可を受けた取引所ではありません。
過去にバイナンスは、金融庁から「日本人を勧誘している」と警告されており、
それからバイナンスは、日本語のサポートを終了させています。
FCoinJPも日本語であるため、今後金融庁から締め出しが行われる可能性があります。
FCoin(Fコイン)への登録方法
ではここからは、順を追ってFCoinへの登録方法を解説していきます。
まずは公式サイトへ
まずはFCoinの公式サイトにアクセスし、
画面右上の「Sign up」をクリックしましょう。
クリック後、画面が中国語で表示されている可能性があるので、
その場合は、画面右上の地球のマークをクリックして、「ENGLISH」を選択して下さい。
選択後、EMAILかMOBILEかの選択が可能で、
これはメールアドレスを利用するか、もしくは電話番号を使って登録するかという意味です。
ここでは、EMAILを使っての方法を紹介していきます。
EMAILを選択後、メールアドレスを入力しましょう。
入力が完了したら、「Register」をクリックし、ロボットによる登録ではないか確認するために、
ピースを合わせます。
詳細情報の登録
認証が完了した、上から順番に必要事項を入力していきます。
Username:ユーザー名
Password:パスワード
Cofirm password:上記で入力したパスワードをもう一度入力
Email verification code:
メールに送信された確認コードを入力
先程「Register」を登録した際に、メールアドレスに6桁の確認コード(verification code)が、
送られているので、メールアカウントを確認しましょう。
このコードは15分経つと失効してしまうので、その点だけは注意しておいて下さい。
最後に「I agree to the Terms of Use and Privacy Policy」(利用規約に同意します)にチェックを入れ、
「Register」をクリックし、再度パズルピースをあてはめて登録の完了です。
二段階認証の設定
登録が完了したら、必ず二段階認証設定も行っておきましょう。
この設定を終えれば100%アカウントが安全とも限りませんが、
ハッキングによるリスクを軽減することができます。
アカウントにログイン後、画面左の縦のメニューから「Setting」をクリックします。
その後、「SECURITY SETTINGS」をクリックし、
「Two-step verification」横の「LINK」をクリックして下さい。
再度パズルによる認証が行われると、Google二段階認証用のQRコードが表示されるので、
それをスマートフォンにインストールしてあるGoogle Authenticatorから読み込み、
認証コードを入力します。
同時にメールアドレス宛にも認証コードが送信されているので、
そちらのパスワードも入力し、最後に「Confirm」を入力すれば完了です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
FCoinは中国を拠点とする仮想通貨取引所であり、
取り扱い銘柄も国内の取引所比べて豊富です。
仮想通貨取引所のハッキング事件が度々問題となっているので、
登録が完了した際は、しっかりと二段階認証を行っておきましょう。