現金送金アプリのMoney Tapを提供するSBIホールディングス、Rippleと
協業してきたりそな銀行は、このプロジェクトからの撤退しました。
木曜日、りそな銀行はこの決定を発表し、
5月13日をもって、Money Tapを利用しての送金サービスを中断すると公表しています。
しかしながら、現時点においてその理由については言及されていません。
Money Tapは、昨年の8月から、住信SBIネット銀行、スルガ銀行、
そして、りそな銀行の3行の協力の下リリースされていました。
これは、リップルのxCurrent支払いプロダクトを利用することで、
銀行間の送金を”リアルタイム”で行うサービスを提供するものでした。
Money Tapは、SBIによると分散型の技術を利用して構築されているとのことです。
この技術では、受け取り側の電話番号、もしくはQRコードを利用するだけで、
利用者の資産を手数料0で送金することが可能で、
また、安全性の観点から、指紋認証のような生体認証機器での利用が可能です。
ちょうど先月Money Tapは、13行を分散型技術は、まだ利用しないものの
株主として迎え入れていました。
ちょうど1年前(4月12日)にコインデスクは、
サンタンデール銀行が、RippleのDLT技術を利用したマネーアプリをリリースしたことを発表していました。
サンタンデール One Pay FXと知られるそれは、おおむね1日で国際間の送金を可能にするサービスを
顧客に提供していました。
引用元:Japanese Bank Abandons Work With SBI Ripple’s ‘Money Tap’ App