Join the larget crypto conference of 2018 in Dubai
[vcw-price-label symbol=”BTC” color=”white” currency=”USD” url=”” target=”_blank” fullwidth=”no” show_logo=”no”] [vcw-price-label symbol=”BCH” color=”white” currency=”USD” url=”” target=”_blank” fullwidth=”no” show_logo=”no”] [vcw-price-label symbol=”ETH” color=”white” currency=”USD” url=”” target=”_blank” fullwidth=”no” show_logo=”no”]

仮想通貨トレードで用いられるシャンデモメンタムオシレーター(CMO)とは?

 

今回は、相場の読み解く際に活用できる
シャンデモメンタムオシレーター(以下CMO)について、調べ記事にまとめました。

 

 

CMOとはどのようなものなのか、気になるという方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

シャンデモメンタムオシレーター(CMO)とは?

CMOは、1994年にタッシャー・S・チャンド氏によって
発表されたオシレーター系のテクニカル指標です。

 

 

オシレーターは現在の相場が買われすぎなのか、それとも売られすぎかを判断する
インジケーターですが、CMOも同様に、価格の上昇幅や下落幅によって、
買われすぎ、売られすぎを判断します。

 

 

具体的には、次のような計算式で求められます。

 

 

CMO(n)=(CMO1-CMO2)÷(CMO1+CMO2)×50+50

 

 

()内のnは、インジケーターを設定する際の任意の数字です。

 

 

CMO1はn日間(ある一定期間)で、前日と比べプラスになった日の”値幅”の合計で、
CMO2はn日間(ある一定期間)で、前日と比べマイナスになった日の”値幅”の合計です。

 

 

計算式を詳しく覚える必要はありませんが、
値幅の合計が50よりも大きれば、相場は強気、逆に50よりも小さければ相場は弱気と判断できます。

 

 

構成は天井が100、底が-100と設定されており、
途中の50、−50を基準としてトレンドの状況を把握します。

 

 

買われすぎ、売られすぎの判断をするオシレーターなので、
RSIとCMOはよく比較されますが、RSIはシンプルに「買われすぎ・売られすぎ」を判断するだけです。

 

 

一方CMOは、先述の通り価格の上昇幅と下落幅を測るものなので、
トレンドの発生状況を把握することができます。

 

 

先程のnに入れる期間に関しては、MT4の初期設定では14日となっていますが、
移動平均線などの数値同様20日なども使われています。

 

 

CMOの見方

CMOの見方は非常にシンプルで、
50のラインを超えると買われすぎ、−50のラインを超えると売られすぎと判断することができます。

 

 

また±50のラインを超え、±100のラインに近づく程、
トレンドの熱は強まっていることを表しています。

 

 

売買のタイミングとしては、50のラインを超えれば相場は上昇に向かっていると判断できるので、
CMOが50のラインを下から上抜いたら「買い」と判断できます。

 

 

またこれとは逆に、−50ラインを超えれば、相場は下降に向かっていると判断できるので、
CMOが−50のラインを上から下抜いたら「売り」と判断できます。

 

 

またCMOの設定次第では、±100のラインと±50のラインの中間に、
±80のラインを基準として設けることも可能です。

 

 

100のラインに近づく程、相場は買われすぎ、もしくは売られすぎであるため、
そこから逆方向へ転じる可能性があります。

 

 

そこで、80のラインを設けることで、逆張りにも利用することができるわけです。

 

 

具体的には、80のラインをCMOが下から上抜ければ「売り」、
−80のラインを上から下抜ければ、「買い」というように逆張りを活用することができます。

 

 

ただし、80ラインを超えても値動きは反転せず100のラインまで伸びる可能性もあるので、
CMOのみで逆張りをするのは少し危険です。

 

 

他のテクニカル指標などを組み合わせて、判断すると良いでしょう。

 

 

CMOとダイバージェンス

CMOではダイバージェンスを確認することで、
今後の相場の動きを予想することができます。

 

 

ダイバージェンスとは「相違」を意味しており、文字通り、
チャートの値動きとCMOの動きが逆行する現象です。

 

 

例えば、価格が上昇を繰り返しているのに、
CMOは、100から50、−50の方向へ向かっているような状況を、
ダイバージェンスと言います。

 

 

一見価格が上昇しているので、上昇のトレンドが発生しているように見えますが、
CMOが下落しているということが、以前より価格が上昇しにくくなっているということです。

 

 

つまりこれから価格は上昇から下降に転じるという反転を示唆するサインなので、
ダイバージェンスが発生している時は、反対方向へ相場が向かうかもしれないという
予想を立てることができます。

 

 

ただし、ダイバージェンスが発生した後、相場が必ずしも転換するとは限らず、
ダイバージェンスが継続するケースもあります。

 

 

CMOでダイバージェンスを確認しても、必ず他の手法と併せて
相場を確認していくようにしましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

 

CMOは値幅を見ることで、現在の相場が、売られすぎなのか、それとも買われすぎなのかを判断する
オシレーター系のテクニカル指標です。

 

 

比較的シンプルなオシレーターであるRSIと比べ、
値幅を参考にするため、トレンドを掴みやすいのがCMOの特徴です。

 

 

±50のラインを基準に売買ポイントを探っていけますし、
ダイバージェンスを見つければ、相場の転換点を探ることもできます。

 

 

もちろん、CMO一つのみで勝ち続けるのは難しいので、
他のテクニカル指標なども併せて参考にしていくと良いでしょう。