暗号取引のスタートアップであるErisX社は、ビットコインと最終的にイーサリアムを含む、
デジタル資産向けのスポット取引と派生金融市場の始動準備に向けて、取締役会を拡充させています。
同社は、イーサリアム開発スタジオであるConsenSysの創設者であるJoseph Lubin氏と、
テクノロジー事業家のCris Conde氏が取締役会に参加したと木曜日に声明を出しました。
彼らは、DRW、CEOのDon Wilson氏、Valor Equity Partners社マネージングパートナーのAntonio Gracias 氏、
そしてErisX社CEOのThomas Chippas氏が一緒になって協業していくことでしょう。
プレスリリースでは、ErisX社は、Lubin氏(二番目に大きい仮想通貨開発チームの一員)の
デジタル資産分野に従事した経験と、イーサリアムネットワークへの精通度について引用しました。
同社は始めに、始動と同時にビットコイン先物商品を提供しますが
(進行中である米国政府機関の閉鎖によってこの始動は遅れています)、
将来的にはイーサリアムとライトコインの先物取引サポートも追加するとしています。
ErisX社のマーケティング部長であるJessica Darmoni氏は、商品の両方を始動することは、
弊社にとってゴールのままでありますが、近い将来、双方の先物商品について声明を出すために、
ロビー活動を計画しているかの明言は避けたいと、コインデスクに対してメールで教えてくれました。
「原則として、彼らと進展中である現在、私達は当局との関わりについてコメントはしません」
と彼女は述べ、下記のように付け加えています。
しかしながら、Lubin氏と彼のチームは、より広範囲な知識と、トークン分野同様に、仮想通貨分野におけるイーサリアム開発のバックグラウンドを我々に提供していることは、言ってもよいでしょう。
ErisX社CEOのThomas Chippas氏は、「CFTC(米国商品先物取引委員会)との関わりは、ポジティブで生産的です」と以前コインデスクに回答しており、当局のderivatives clearing organizationに適合した仕事の再開を弊社は楽しみにしているとも話していました。
取締役会は、その席を4つから5に拡大しました。Lubin氏は、その新しい席を獲得し、
ソフトウェア企業大手Sungardの前CEOであるConde氏は、
2018年2月から前独立役員メンバーのCliff Lewis氏と交代されるようです。
引用元:Ethereum Co-Founder Joe Lubin Joins Board of Crypto Futures Platform ErisX