米国化石エネルギー部門、ブロックチェーン研究プロジェクトに資金調達

米国エネルギー省（DOE）は、ブロックチェーン技術を含むR&Dプロジェクトへの取り組みのため、
480万ドルにおよぶ連邦資金調達をアナウンスしました。

月曜日のアナウンスメントによると、資金調達は、
「大学における貿易と研究」において、化石エネルギーアプリの主導が目的の一部である
化石エネルギー部門で利用可能になるとしています。

このプロジェクトの中には、より安価な国内のエネルギーソースと電力系統の改善を含む、
様々な目的の達成が狙いだと、同機関は述べています。

資金調達の1つのターゲットとされているのが、ブロックチェーンテクノロジーであり、
それは信号データと、化石燃料をベースとした発電システム用の、
分散化センサーネットワーク中の情報の過程を保護するだろうとしています。

その他には、石炭発電所での分析結果を算出するための進んだ計算資源の模索、
水の再利用過程、物理および生物学者が石炭フライアッシュの化学元素の測定を含む、
ブロックチェーンの潜在的なプロジェクトは必ずしも必要ではないようです。

同機関によると、これは、高度な化石ベースのエネルギー技術の”リスクとコスト”の削減のための研究と
開発プロジェクトの資金調達であり、これは合衆国国内における持続可能な資源利用になるとしています。

同部門は、技術的改善のためにブロックチェーン活用へ関心を向けるのは、初めてではありません。
1月、複数のブロックチェーン間でエネルギー取引を整わせる解決方法を開発するBlockCyperと提携していました。

そして、2018年7月、同部門は、コロラド州をベースとし、
分散化エネルギー供給網の発展を目的としたGrid７というスタートアップに、100万ドル近くを授与していました。