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ビットコインとは何か?ものすごくわかりやすく解説してみた

 

仮想通貨の代表格と言えば、「ビットコイン」が挙げられますが、
そもそもビットコインとは何なんでしょうか?

度々耳にするビットコインですが、実はうまく解説できる人は、
少ないかもしれません。

今回は、そのビットコインについて、概要や技術的な部分を、
極力わかりやすく解説しました。

ぜひ参考にしてみて下さい。

ビットコインとは?

ビットコインとは、紙幣や硬貨といった実態を持つ通貨とは違い、
インターネット上に存在している架空のお金の一種です。

時価総額は世界1位ですので、最も流通している仮想通貨であり、
世界各国での利用が可能です。

ビットコインの概念は、2009年に、SatoShi Nakamoto氏によって、
論文で発表されました。

実は、このSatoshi Nakamoto氏は、名前こそ日本人なのですが、
今の今まで、その正体がわかっておらず謎が多い人物です。

年齢、性別、国籍が一切わかっていません。

ちなみに、この論文が発表された2009年の10月、
ビットコインは始めて法定通貨と交換されるようになり、ビットコインが
仮想通貨と産声を上げました。

この時、1ビットコインの価値は、日本円にして約0.07円でした。

2018年4月現在、ビットコインの価値は約100万円程ですので、
当時と比べると、その価値は1000万倍以上に膨れ上がっています。

ビットコインと法定通貨の違い

上記で説明したように、ビットコインとは、架空のお金、
つまり仮想通貨です。

一方、仮想通貨と対照的に使われる言葉は「法定通貨」と言います。

法定通貨とは、私達が普段の生活で利用している「円」のことです。

もちろん、円以外のドルやポンド、ルーブル、元やウォンも、
全て法定通貨で、国が主体となって発行している通貨は全て法定通貨です。

さて、今「国が主体となって発行している通貨」とお伝えしましたが、
ここは、一番大きなポイントとなります。

実は、仮想通貨のビットコインには、特定の発行元が存在していないのです。

法定通貨=発行元がいる(各国の銀行)
仮想通貨=特定の発行元がいない

そもそも貨幣の価値とは、発行元によって保証されています。

例えば日本であれば、日本銀行が、1万円札であれば1万円分のモノやサービス、
5000円札であれば、5000円分のモノやサービスと交換できる、
といった具合に、その価値を保証してくれています。

このおかげで私達は、本来であれば本当は価値の無い紙切れやアルミや鉄の塊を金のように価値のある「お金」として利用できているわけです。

となると、ここで疑問が湧いてきますよね?

発行元がいないビットコインは、
どうやってその価値を保証しているのでしょうか。

また誰によって発行されているのでしょうか。

それらを詳しくみていきましょう。

ビットコインはなぜ法定通貨と交換できるのか

ビットコインは2018年4月現在、
1BTC(ビットコイン)=100万円程で取引されています。

なぜ、発行元もいない架空のお金を、
わざわざ法定通貨と交換する人がいるのでしょうか。

それはビットコインの「技術的」な側面に価値があるからです。

では、その技術的な側面を、ここではご紹介しましょう。

信頼の基盤はブロックチェーン技術

実は、ビットコインの取引履歴は、ビットコインが発行されて以来、
つまり2009年から現在に至るまで、
全てのネット上に公開されています。

取引データはブロックごとに小分けに保存され、
10分ごとに、新しいブロックに保存され続けているんです。

ブロックの中身にある取引履歴(個人情報は除く)は、
全て公開されているため、不正が出来ないようになっています。

もし仮に、この内容を書き換えたらどうなるでしょうか。

ネット上に公開されているため、その不正は一発でバレてしまいます。

このように、安全に利用できるというメリットが、
ビットコインに価値を与えています。

ちなみに、ブロックを数珠つなぎにしたものをブロックチェーンと言います。

ブロックチェーンは、ブロック同士が互いに整合性を取るように
計算されて繋がれており、ブロックの中身1つでも書き換えようとしたら、
全てのブロックを書き換える必要があります。

これは、物理的に不可能と言われていて(地球上のパソコンを合わせても不可)
この技術を採用しているビットコインは、
不正が出来ない安全な通貨ということがよくわかりますね。

発行者は「マイナー」

既にお伝えした通り、ビットコインには、特定の発行者はいません。

しかし、その代わり「マイナー」と呼ばれる、
世界各国の不特定多数な人によって、ビットコインは発行され続けています。

マイナーとは、ビットコインの取引内容をブロックチェーンに
書き込んでいく人のことを指します。

この書き込む作業はとても大変で、膨大な量の計算(マイニング)が必要で、
高性能なパソコンを用意したり、冷却装置を用意したりと、
とにかく、お金のかかるものとなっています。

それでもマイナーになる企業や団体は後を絶ちません。

その理由は「儲かるから」です。

実は、ブロックチェーンに一番早く、正確に取引履歴を記録した人には、
12.5BTC(2018年4月現在約1000万円)の報酬が
支払われるようになっているんです。

つまり、マイナーという不特定の誰かによってビットコインは
維持され、発行され続けているということです。

ビットコインは無限では無い

ビットコインには現在、絶対不正が出来ないというブロックチェーン技術が
採用されており、「価値」のあるものとなっています。

でも、もしそのビットコインが無限に手に入るものだったらどうでしょうか。

誰でも手に入るものに、価値はありません。

ダイヤモンドは高価ですが、もし、道端に石のように転がっていては、
1円でも欲しいという人はいないでしょう。

ビットコインもその価値を守るため、
実はあらかじめ、発行上限が設けられています。

発行者上限は2100万枚と定められており、
現時点で、80%以上が既に発行されています。

マイニングが終わると、もうそれ以上ビットコインは増えないので、
実需さえあれば、その価値の上昇は見込まれます。

ビットコインと電子マネーは混同されがち

日本では、メディアの影響もあり「ビットコイン=仮想通貨」と
認識されています。

ただ、仮想通貨という言葉を使うと、
電子マネーと混同されてしまうことがあります。

この記事で言うところの電子マネーと、ビットコインは、
全く違うものとなります。

例えば、電子マネーは、法定通貨によって価格が保証されていますが、
ビットコインは、その需要と供給のバランスによって価格が決定されています。

電子マネーとビットコインは別物なので、
そこは注意が必要ですね。

ビットコインを利用するメリット

ここでは、ビットコインを利用するメリットを、
ご紹介します。

メリットその1:国際送金は便利

法定通貨の国際送金は、これまで時間もかかり、
手数料や為替レートの影響を受けてきました。

しかし、ビットコインは世界中どこでも使えるボーダーレスな
通貨ですので、非常に安い手数料で送金することができます。

メリットその2:資産保全

日本のように、通貨に対する信頼性が高い国が多ければいいのですが、
そうではないのが現状です。

情勢が不安定であったりだとか、隣国との戦争なので、
ある日自分が保有している資産が0になるということは、
十分に考えられます。

一方ビットコインは、既にお伝えした通り、
特定の国によって管理されているものではありません。

需要と供給のバランスでインターネット上に存在している通貨ですので、
何人も恣意的にビットコインの価値を0にすることはできません。

自国の法定通貨に不安がある人にとっては魅力的な
資産になりうる存在です。

事実、2018年3月に行われたG20でも、
仮想通貨は「暗号資産」と決まりました。

これは仮想通貨の資産性が、
世界で認められたということです。

メリットその3:仮想通貨界の基軸通貨

仮想通貨の世界には、ビットコイン以外にもたくさんの仮想通貨が
存在していますが、その大半は、ビットコインとの交換になります。

多くの取引所がビットコインを基軸通貨の1つに指定していますので、
ビットコインを保有していれば、
基本的どんな仮想通貨とも交換することができます。

ビットコインを利用するデメリット

次に、ビットコインを利用するデメリットをお伝えしていきます。

デメリットその1:実用性に欠ける

ビットコインは、確かに安全な通貨なのですが、
未だに解決すべき問題が山積みです。

実際、日本円に代わって利用できる店舗は制限されていますし、
まだまだ実用的では無いというのがリアルな実情ですね。

デメリットその2:決済時間

ビットコインは、10分ごとに取引が承認されます。

現金やクレジットカードではすぐに支払いが完了しますが、
決済に10分かかるのは、実用的ではありません。

また、ビットコインは利用者が増えたため、
場合によっては10分以上決済に時間がかかることもあります。

こうした問題から、やはり通貨としては使いにくいところもあるようです。

デメリットその3:価格の変動が激しい

ビットコインは、特定の誰かによって管理されていないので、
その値動きが非常に激しいです。

例えば、ビットコインは200万円台まで上昇しましたが、
現在は100万円台です。

最高値を記録した時点より、半分程の価値となっていますので、
短期的な利用では損をする可能性が高いと言えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ビットコインは、仮想通貨の中でも一番取引量の多い、
安全に取引できる銘柄です。

まだまだ課題をたくさん抱えており、
実用的とは言いにくい通貨ですが、一番普及している仮想通貨であり、
基軸通貨の1つでもあるので、将来性も期待できます。

今後の発展がどうなるか、楽しみですね。