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BitConnect(ビットコネクト)とは?結局詐欺だったのか?

 

レンディングとは、
仮想通貨を貸し付けて、
利子を得ることができるサービスのことです。

現在、日本ではそのようなサービスを行っている
企業はありませんが、海外にはいくつが業者が存在するようです。

そんな中でも有名だった「BitConnect」(ビットコネクト)について調べ、
今回は記事にまとめました。

レンディングサービス、BitConnectが気になるという方は、
ぜひご覧ください。

BitConnect(ビットコネクト)とは?

BitConnectとは、2016年11月にICOを行い、
独自の通貨、BCCを発行したプロジェクトのことです。

2017年1月には上場をを果たし、
かなりの市場規模を築いていました。

このBCCが人気なった理由は、
いくつかあるのですが、その最大の理由はやはり、
「レンディング」でしょう。

BCCのレンディングでは、
日利平均1%、
月間だと30%もの利息を得ることができました。

つまり、3ヶ月程貸し付ければ、
元本を回収できるというわけです。

いかにも怪しい数字で、「そんなうまい話があるのか?」
と思われがちですが、
BitConnectでは、利息の支払いはきちんと
行われていたようです。

また、こうした魅力のおかげか、
昨年まで、BCCの価格は右肩上がりで、
プロジェクトは好調だったようです。

ただ、どこの誰が運営しているかわからない、
収益はどうやって上がっているのかわからない、
ホワイトペーパーも無い、そんな状況だったのです。

ですので、このプロジェクトは、
怪しまれたり称賛されたりと、とにかく賛否両論な様子でした。

BitConnectの暴落。やはり詐欺か?

以前より、色んな噂が囁かれていたBitConnectですが、
2018年1月16日、BitConnectは、
取引所と、レンディング機能の停止を発表しました。

その後は、ウォレット機能のみの提供とのことで、
結果として、BCCは大暴落しました。

下げ幅は非常に大きく、下落率は約90%、
約$400の過去最高値から、$20までBCCは、
その価値を一気に落としてしまいました。
(2018年3月28日現在$1.23=約130円)

ですので、BCCを大量に保有していた人、
レンディングで、BCCをコツコツ増やしていた人は、
かなり損をしたことになります。

BitConnectの取引所は停止しましたが、
BCCを扱う外部の取引所はあるため、
一応、外部送金し、法定通貨に両替することは可能なようです。

また、レンディングも返金は行われているようですが、
返金時のレートは、「過去1週間の平均したレート」で、
BCCが返還されます。

下落している通貨での返金なので、
レンディングをした人達も大幅に損をしています。

多くの人が損切りをした結果、BCCの価格は、
先述の通り、現在約130円までとなっており、
その下落ぶり、悲惨さが伺えます。

結局単なるポンジスキーム?

ポンジスキームとは、出資者に高利回りを謳い、
お金を集め、実際は運用をしない詐欺手口のことです。

後発で参入した投資家のお金を「配当」と偽り、
先発の投資家に渡すので、
その実態は、自転車操業そのものです。

「配当」を中抜きすることで、
最終的には、主催者側が儲かる仕組みになっています。

そして、配当が出来なくなり、
事業が成り立たなくなると、その業者などは、
消えてしまいます。

つまり一番損をするのは、
後から参入してきた人なのです。

BitConnectは、その配当の高さなどから、
ポンジスキームではないか?と疑われ続けてきましたが、
今回の急なレンディング機能停止を見ると、
実態はポンジスキームだったと推測できます。

しっかり利益が出ているのであれば、
無理に止める必要はありません。

高利回りを謳う商品は、裏があったり、
ハイリスク、ハイリターンだということを
忘れないようにしないといけませんね。

「BitConnect X」の存在

実は、BCCの交換停止より前に、
BitConnectは、新しいICOとして、
「BitConnectX」(BCCX)を公開しました。

レンディング停止の大暴落を受けて、
無くなってしまうと思われたこのプロジェクトは、
現在も存続しているようです。(ICO終了済)

ただ、セキュリティの向上や、
送金スピードが上がったなどのメリットを謳うだけで、
イマイチBCCXのメリットはわかりません。

もうICOは終了していますが、
今後の動向に注目ですね。

BitConnectだけじゃない!投資は自己責任

「投資は自己責任」という言葉で、
詐欺がまかり通るのはいけませんが、
今の仮想通貨は、まだまだ法整備が追いついていません。

結局は、自己責任ですので、
投資を行う際は、リスクとリターンを天秤にかけた上で
行いましょう。

また、BitConnectのようなレンディングサービスを
行う事業者はまだいます。

もし今後利用する際は必ず余剰資金で、よく調べてから、
投資されることをオススメします。

まとめ

いかがだったでしょうか?

BitConnectは、レンディング機能を売りにした、
取引所、ICOのプロジェクトでした。

ただ、こうした事件でまた、
仮想通貨を利用した「黒い部分」も露呈したのではないでしょうか。

今後BitConnectXが上場などを行うかもしれませんので、
動向に注目ですね。