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仮想通貨のソフトフォークとは?分裂後の価格には影響がでる?

 

仮想通貨を学べば学ぶ程、
色んな新しい用語が出てきますが、
その中の1つに「ソフトフォーク」というものがあります。

では、ソフトフォークとは一体どんなものなのでしょうか?

今回は、そのソフトフォークについて調べて
記事にまとめました。

ぜひ参考にして下さい。

ブロックチェーンの問題点

ソフトフォークを理解するためには、
ブロックチェーンについて知る必要があります。

ここでは、ビットコインのブロックチェーンを例に
説明させて頂きます。

さて、繰り返しにはなりますが、
ビットコインは
「ブロックチェーン」と呼ばれる技術によって支えられています。

ブロックチェーンとは、ビットコインの取引データを、
ブロックごとにまとめ、チェーンで繋いだものです。

イメージとしては、取引台帳が一定数たまったら、
それらを箱詰めにし(ブロック)、
その箱に整理番号を振って保管庫(ブロックチェーン上)に
保存していくイメージです。

そして、保管庫に無事、保存された取引は、
取引が完了したものとして扱われるようになっています。

ただ、ここで問題が発生しました。

ビットコインに使われていブロック(箱)は、
容量がたったの1MB(メガバイト)しかありません。

ビットコインの利用者は多いにも関わらず、
ブロック単体の一度に格納できる取引容量は、
非常に少ないんです。

ですので、ビットコインでは、取引を書き込めなかった分は
どんどん「後回し」にされるという事態が発生しました。

「保管庫に保存するのは待ってくれ、
取引が多くて、記録が追いつかない」

まさに、こんな状態になってしまったんです。

取引データは少量しか書き込めない、
だけど、取引は増えていっている、これを理由に、
ビットコインのデータ処理はだんだん遅くなり、
送金などの取引が遅くなる問題が発生しました。

これを
「ビットコインのスケーラビリティ問題」と言います。

解決策としてのソフトフォーク

では、どうやったら取引の遅れを、
解消することができるのでしょうか。

そこで考えだされた案はとてもシンプルで、
ブロックに入れていく取引データを
圧縮するというものでした。

箱をたくさん作るは大変だから、
1つの箱にたくさんの取引台帳を圧縮して入れこもう、
という考えです。

そして、この取引台帳を圧縮することを、
「ソフトフォーク」言います。

例えば、箱には今、
5冊の取引台帳が格納できるとします。

ただし、5冊しか入らないのでは、
箱をどんどん増やす必要があるので、
取引に遅れが生じます。

そこで、取引台帳そのもののサイズを小さくし(圧縮し)
箱に入る台帳の数を10冊まで増やしました。

これなら、1度に入る取引データの数は
倍になりますし、
箱のサイズは変わっていないので、
無理やり保管庫に箱を押し込む必要もありません。

ソフトフォークも、ちょうどこのような考えで、
従来のブロックとは仕様(大きさ)を変えずに、
書き込める取引量を増やすことに成功しています。

ソフトフォークと分裂について

ソフトフォークでは、ある時を境に、
ブロックチェーンが分裂(フォーク)します。

分裂後には、より多くの取引データを圧縮してブロックに
入れ込んでいくような新仕様が採用され、
ブロックが続いていきます。

分裂してしまうというと、
全く違った何かに変わってしまうイメージですが、
ソフトフォークでは、ブロック(箱)自体の仕様は変わりません。

あくまで、ブロック内部に取引データを
圧縮して入れ込んでいるだけなので、
これまで繋がれてきたブロックとは互換性があります。

箱の大きさが変わるわけではないので、
保管庫に、これまで通り保存できるわけです。

ただ、ソフトフォーク後は、
保管庫は、箱の種類に併せて2つに分裂します。

取引台帳が5冊入る箱の保管庫と、
取引台帳が10冊入る箱の保管庫、
この2つが同時に存在するようなイメージです。

ただし、ブロックチェーン(保管庫)は「1本」と決めておかないと、
仕様が変更される度に、無数に分岐することになります。

箱の中身に合わせて保管庫を増やしていくのは、
賢明とは言えません。

ですので、ソフトフォークでは、
取引台帳の整理役(マイナー)によって、
どちらの方式を採用するかが決まります。

これまで通り5冊詰めが採用されれば、
その方式が採用されますし、
10冊詰めが採用されれば、その方式が採用されます。

その結果、採用された方式が生き残り、
採用されなかった方は廃止されます。

ただ、箱の大きさは変わらないので、
過去のブロックチェーン(保管庫)と互換性はあります。

ですので、ソフトフォーク後のブロックチェーンでも
同じように取引履歴を記録していくことが可能なのです。

このようにソフトフォーク(分裂)と言っても、
結局は1本のブロックチェーン(保管庫)に
収束するわけですね。

Segwit(セグウィット)と仮想通貨の価格の関連

ソフトフォークにおける、
取引データの圧縮技術を
Segwit(セグウィット)と言います。

このSegwitは、日本国産のモナーコインや、
仮想通貨界の銀と言われたライトコイン、
そしてビットコインでも行われました。

Segwitは、送金遅延などの問題に対処し、
ブロックチェーンの利便性を高める
アップデートのようなものです。

つまり、Segwitが実行されると、
仮想通貨は、より使いやすくなります。

となると、当然、信用度も上がりますよね。

信用が上がるということは、
欲しい人が増えるということですから、
必然的に価格も上昇していきます。

ライトコイン、モナーコイン、ビットコインなども、
Segwit導入後は価値が上昇しています。

ですので、
これからソフトフォークを起こすであろう仮想通貨は、
チェックしておくのもいいかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ソフトフォークについて、簡単ではありますが、
ご理解頂けたかと思います。

もし仮想通貨で長期的に投資をしたいなら、
このソフトフォークについて
知っておいて損は無いと思います。

ぜひ、参考にして貰えればなと思います!