コインベースCEOのBrian Armstrong氏は、
銀行口座を持たない世界中の人達が、金融サービスを利用出来るよう、
手助けをしたい意向を示しました。
水曜日、同取引所の共同出資者は、Brian Armstrong氏が
世界各国で銀行口座を持たない人達の為に、非営利組織を立ち上げ、
彼らに財政上の権限を与え、さらに仮想通貨を寄付していたことを明かしました。
GiveCrypto.orgは、この仮想通貨寄付によって利益を得ることが出来る
非営利組織とのパートナーシップ締結を目指しています。
Armstrong氏は、公表内容で、「私が尊敬し、暗号エコシステムを
知っている人のほとんどが、このテクノロジーのポテンシャルを、
最大限にまで引出し、保護するという道義的責任を
果たさなければならないと信じている」と記しています。
彼は、低額の手数料、取引回数の減少、マイクロペイメントや、
モバイル決済の容易さからブロックチェーン技術のいくつかの
長所を引き合いに出しました。
同氏は、下記のように記しています。
初期の時点で、仮想通貨に投資した人達の多くは、ブロックチェーンが金融システムをより効率化させ、手数料を引き下げ、取引回数を減少させることを
理解していました。
もしインターネットに独自の通貨があれば、初期採用者達は、
広範に広まり、解き放たれるイノベーションを見たでしょう。
そして、私がコミュニティーで出会った人達のほとんどが、早い段階で、
仮想通貨を信じていましたが、ようやく世界の銀行口座を持たない人達に
（数十億もの人達が金融システムから閉め出され、結果として貧困から抜け出せない状況です）銀行口座を提供できます。
彼によると、この非営利組織は、
2018年の終わり頃までには、1000万ドルを調達し、
そして、次の2年以内に10億ドルまで資産を増やすとしています。
また彼は、組織の長期的な存続を確実にするため
「調達額より少ない額を寄付する」という計画を立てています。
初期受益者となるのは、金融危機を迎える新興市場が対象だと
Armstrong氏は述べています。
