欧州の規制当局が、Facebook主導のLibra仮想通貨に警告を発していますが、
スイスは依然として、聞く耳を持っているようです。
火曜日のRoutersの報道によれば、スイス金融市場調査局(FINMA)のCEOである
Mark Branson氏は、“私達は、このようなプロジェクトを不可能にしにきたわけではない”と発言したとのことです。
“私達は、同等のリスクには同等の規制が必要だという認識の下、偏見の無い姿勢で彼らに応えます”
そうBranson氏は、チューリッヒで開かれたBloombergのイベントで述べました。
この発表は、フランスの経済財務大臣であるBruno Le Maire氏が
Facebookの仮想通貨プロジェクトを避難した直後に行われました。
Le Maire氏は、法定通貨の分散化を引き起こすステーブルコインの脅威を引用しながら、
“私達は、このヨーロッパの地でLiberaの開発に認可を与えることができない”と話していました。
スイスは長い間、暗号開発のハブとして機能してきました。
同国には、Libraプロジェクトを管理するジュネーブ拠点のLibra Associationを含む
700を超えるブロックチェーン企業が拠点を構えています。
スイスの“規制基準等は交渉の余地がない”と留意したことに関して、
Libraは“透明性を持って実施される何か”とBranson氏は続けて話しました。
同氏は、次のように付け加えています。
金融システムのどこかしらの暗い部分で発展し、サイバースペースに彼ら自身が広がり、
そしてある日、止めることができない程に巨大になるかもしれないこのプロジェクトついて、
私は一段と神経質になっています。