Facebook所有のCalibra(予定されたLibra仮想通貨向けのデジタルウォレットを含む金融サービス等を提供を行うため、
Facebookによって作られた企業)のトップは、
Libraプロジェクトが、国家に対する“通貨の主権”を脅かす問題を提起しているという当局からの主張に応える形で、
意見をはっきりと述べました。
月曜日のツイッタースレッドで、Libra共同開発者のDavid Marcus氏は、
こうした当局の示した意向の正体を暴露したかったと話し、その1つの例は、
フランスの経済、財務大臣であるBruno Le Maire氏によって特徴的に促されました。
Le Maire氏は、先週木曜日、Libraに関して、“状況下の通貨主権の状態は、脅威の下にあり”
さらに、EU内でのこのプロジェクトの発展を阻止する危機が迫っていると述べました。
Marcus氏は、Libraは“強力な主要通貨によって1対1で裏付けられるでしょう”と話しました。
この意味するとこは、Libraはその準備金と同等の価値でなければならないということです。”
このようにしてLibraは、新しい通貨を作ることはできません。
この仕組は“厳しく主権国家の手に残ることになるでしょう”と同氏は話しています。
Libraは、国家の通貨を活用する“より良い”決済ネットワークになるべく構築され、
“世界のいたるところで、顧客に対し意味ある価値を届ける”ということを、Calibraのトップは明確化しました。
Marcus氏は、規制当局からの注意を歓迎しながらも、次のように話しています。
私達は、規制当局からの強い監視によって
Libra Associationが、完全な1対1の裏付けという約束の道から外れてしまうことを
阻止してくれると確信しています。
彼のコメントは、26の中央銀行グループ(欧州中央銀行、米国連邦準備銀行、そしてイングランド銀行を含む)が
がスイスで会し、広い範囲でLibra Associationを問い詰め、プロジェクトを設計していく場で出されたものです。
スレッド中Marcus氏は、“Libraの設計と操業を通した懸念にFacebookが対処していくことを確かにするために、
中央銀行等、規制当局者等、そして立法者等”と継続して協業していくことを宣誓しました。
引用元:Facebook’s David Marcus Responds to Critics Over Libra ‘Threat’