ロシアで二番目に大きい航空会社は、発券プラットフォームの開発を目的に、
100万ドルを一ヶ月で調達した後、ブロックチェーンによるベネフィットを強く主張しています。
水曜日、S7航空からの発表によれば、7月におけるプラスの数字は、
ブロックチェーン技術が企業等の販売を促進させうることを示しています。
S7グループの販売ディレクターであるEkaterina Dmitruk氏は、次のように話しています。
この新しい技術のおかげで、S7航空が所有する販売ネットワークの拡大することが可能になり、
現在では、航空業に携わる代理店と直接的に仕事に携わることが簡単になりました。
私達は今年中に、プラットフォーム上においてNDC基準に適うオンライン代理店の展開を計画しています。
S7航空は、イーサリアムベースのプライベートブロックチェーンプラットフォーム
（ロシアの商業銀行であるアルファ銀行との協業に開発）を通して、昨年6月に初めて航空券を販売しました。
ブロックチェーンを利用することで、同社は、
航空券予約システムからバンキングシステムへの接続が安全になり、
決済処理の高速化、そして以前は必要とされた人による膨大な事務作業を削減することが可能になりました。
このプロジェクトは、ブロックチェーンが“価値の創造と、B2B市場においては、
かなりの決定力を持つもになる”と示していると、
アルファ銀行の取引業務ディレクターのPavel Ryazanov氏はコメントいています。
S7航空によると、ブロックチェーンプラットフォームを通じた支払いが、
1月から10倍に増加したとのことです。
また、S7 Techlab重役のNikolai Mukhanov氏によると、
Hyperledger Fabricプラットフォームを利用して他の処理も自動化しているそうです。
同社は以前、ブロックチェーンプロジェクトに試みており、
昨年には（同社が言うには）ガスプロムネフチ＝アエロとアルファ銀行の提携により
“ロシアで初めてブロックチェーンテクノロジーを基にした
スマートコントラクトの活用による空中給油を可能にした航空会社”になったとしています。
引用元：Airline’s Blockchain Ticketing Platform Sees $1 Million in July Sales
