ユタ郡は、8月の都市選挙において、Voatzとよばれるモバイル投票アプリのパイロットを予定しています。
火曜日のプレスリリースによれば同州は、現役軍人や彼らの条件を満たす扶養家族、そして海外の有権者に対して、
ブロックチェーンベースの投票サービスを提供する予定です。
このパイロットは、ユタ郡選挙課と、Voatz、Tusk Philanthropies、
そして、国立サイバーセキュリティセンターとの協業で行われます。
Tusk Philanthropiesによる投票率向上の取り組みとしてVoatzは以前、デンバーの地方選挙と、
連邦選挙において合衆国州で初となるブロックチェーンベースのモバイル投票を行った
ウエストヴァージニア州の選挙も同様に利用されてきました。
このパイロットでは主に、投票時の障害となりうる不在者投票を頼りにする海外の軍隊をターゲットにします。
プレスリリースでは、2016年の選挙では30万人近くの海外有権者に対して投票用紙を要したが、
郡書記官に対する返送は時間までにかなわなかったというアメリカ合衆国選挙支援委員会の発言を引用しています。
“ユタの他の兆候として、わが国におけるモバイル投票の勢いはとても現実的で、
何かをする時、人々によりより方法を示す時の私達の理論を支持してくれおり、
その需要に見合うものとなっています。”とTusk Philanthropiesの創設者であるCEOのTusk氏は話しました。
“大統領選の年に私達は参入するので、より多くの人が民主主義に参加できるよう
私達は多くの障壁とハードルをできる限り取り除き続ける必要があります”
発表によれば、Voatzによるモバイルアプリは、生体認証技術とブロックチェーンインフラ同様、
“軍用”レベルのセキュリティ技術によって支えられているとのことです。
同スタートアップは、現在までに党大会から生徒会選挙まで含む40以上のパイロットを指揮してきました。
ユタ郡は、ユタ州の管轄となります。
“来るユタ郡のパイロットは、私達がデンバーで培った学びを作り直す刺激的な機会です”
そう国家サイバーセキュリティセンターの政府主導事業担当ディレクターのForrest Senti氏は話しました。
“この次期パイロットは、至る所の全ての有権者に対するアクセスとセキュリティを容易にするという意味をもつ、
官民一体によるパートナーシップが、限界に挑戦する革新となる偉大な事例となるでしょう”
6月、Voatzは、Overstock’s Medici Ventures and Techstarsを含む投資家等からの資金調達で、
700万ドルを調達しています。
引用元:Utah County to Offer Blockchain Voting App in Municipal Elections