韓国トップのクレジットカード企業である新韓カードは、
ブロックチェーン決済システムの特許を取得しました。
月曜日、コリア・タイムズに報道されたように、
新韓ファイナンシャルグループの系列会社は、支払い上限や、月賦払い、商品購入を含む、
ブロックチェーンベースのクレジットカード機能を提供するサービスを、
“世界で初めて”開発したとのことです。
タイムズは、新韓カード発表の“公式内容”を下記のとおり引用しています。
クレジットカードのこれらの鍵となる機能を利用するサービスは、
ブロックチェーンベースのシステムにまで及んでおり、
ブロックチェーンを基礎として利用されるサービスの現状は、その進展のほとんどが、
現金の送金、もしくは、オンライン取引で使われるユーザー認証を制限しています。
報道によれば、この特許は、ユーザーが、モバイルデバイス等で使われるアプリ上で決済する、
カードレスなクレジット取引の到来を告げるものとなりえます。
このような発展によるイノベーションは、クレジット企業、付加価値通信網(VAN)、
そしてペイメントゲートウェイの3つの仲介業者を基礎とする
伝統的なカードシステムを崩壊させることになるでしょう。
“私達は、技術審査を伴うフィジビリティスタディを初めた後、
1年半の歳月を要して特許の取得に至りました。”そう公式では発表されています。
韓国工業所有権庁(Kipris)のウェブサイトに公開された特許は、
次の通りで概説が述べられています。(非公式な翻訳によって)
顧客の信用上限による、創出されたヴァーチャル通貨を含む
作られるブロックチェーンに向けたブロックチェーンの創造ユニットと、
支払い詳細によるブロックチェーンの更新、そして取引状況においては、
複数のアカウントと一致する強力な取引状況、ブロックチェーンを使った決済に向けた取引の創出
新韓カードは、クレジット特許をヨーロッパ、米国、日本、韓国、ベトナム、
そしてインドネシアへと拡大すべく模索し続けていると、彼らは付け加えています。
今年の早い段階には、姉妹企業の新韓銀行は、ローン商品の承認過程の速度向上のため、
ブロックチェーンテクノロジーを採用したと発表していました。
特に、同行は信用貸出で必要とされる、資格や証明書のような
証明書類の確認にブロックチェーンプラットフォームを用いるとされています。
引用元:Korea’s Biggest Credit Card Firm Wins Patent for Blockchain Credit System