ジャマイカ証券取引所(JSE)は、同取引所利用者に対して、
トレード可能である資産としてセキュリティートークンの上場を計画しています。
JSEと技術提携を結んでいるカナダのBlockstationは先週、
2つの企業が、60日のライブ仮想通貨取引パイロットの最初のステージが完了したとアナウンスしました。
JSEのマネージング・ディレクターであるMarlene Street Forrest氏によると、その試みはこれまでのところ、
”非常に円滑”であり、そして同取引所は、その結果に”とても満足している”とのことです。
彼女は、下記のように続けています。
最終的なセキュリティートークン上場を含む次のステージパイロットに移行することを私達は、楽しみにしています。
最初のパイロットステージでは、規制下の株式値付ディーラー、マーケットメーカー、
そしてジャマイカ中央証券預託機関(JCSD)が参加していました。
発表によると、このパイロットの究極的な目的は、
”デジタル資産ライフサイクルの完璧なエコシステムの実演”だとしています。
そこには、プラットフォームのセット・アップと参加者のマネージング、そして取引の指揮が含まれています。
JCSDは、クリアリングと決済、現金と仮想通貨の管理、
そしてコンプライアンス報告と参加者間の仲裁を監督します。
JSEは、遡ること2018年8月に、新しいデジタル資産取引プラットフォームを作るため、
Blockstation社と提携しました。
Forrest氏によると、1日の終わりの大詰めはトークンの取引で、
その大詰めというのは、スマートコントラクトで、
このようなプロダクトを安全な方法で始めることができる市場を提供することです。
最近の週では、数多くのプラットフォームが、
セキュリティートークンの取引に向けて動き出しています。
まさしく昨日、暗号スタートアップのZilliqaとMaiCoinは、
シンガポールのHg取引所と中央セキュリティートークンを築くために提携しました。
AirBnbやUber、そしてSpaceXのような大手私的企業の株をトークン化することが、
このプラットフォームの究極的な目的です。
先週には、ヨーロッパのブロックチェーンスタートアップであるCurrency.comは、
投資家に直取引と仮想通貨を使った有価証券への投資を可能にするトークン化された
証券の取引プラットフォームを始動しました。
そして、今月のはじめには、エストニアベースの暗号スタートアップであるDX取引所は、
クライアントにNasdaqに上場している違う技術企業を代表する株式の暗号トークンを
クライアントに購入を可能にする取引プラットフォームを始動しました。