今回は、昨年ICOが行われた仮想通貨であるFriend(フレンド)について、
調べて、記事にまとめました。
Friendが気になるという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
Friend(フレンド)とは?
Friendは、2018年12月にICOが行われた仮想通貨で、
アプリケーション開発をサポートするプラットフォームを提供する
プロジェクトです。
FriendのICOを行ったFriend Softwareは2014年に、
分散化と企業ネットワークテクノロジーに関する企業として設立されました。
Friendのベースにはイーサリアムのプラットフォームが利用され、
通貨の略号には「FRND」が用いられます。
SNSで情報発信を行っているユーザーと、その人材を活用したいクライアントの
マッチングを行うプロジェクトであるFriendz(フレンズ)は、2018年3月に実施された
プロジェクトですが、名称は似ているものの、同じプロジェクトではありません。
Friend(フレンド)の特徴は?
では次に、Friendの特徴を見ていくとともにその詳細を見ていきましょう。
オープンソースのOS
Friendは、オープンソースで開発されているOSです。
オープンソースとは、その開発コードを一般に公開しているため、
誰でもどのような仕組みで開発されているかを知ることが出来ます。
自在にOSをカスタマイズできるなどのメリットがあります。
Friendを活用することで、Window managementやファイルシステム、
ユーザー管理を、様々なデバイスから管理することが出来ます。
クラウドの活用
Friendは、Google CloudやAWSのようなクラウド環境を提供します。
ブラウザやスマートフォンを通じて、ChromeOSやAndroidのような外観の
OSを利用することが出来ます。
アプリケーションの開発をサポート
現行、アプリケーションの開発には、開発環境を用意するなど、
コストがかかってしまいます。
しかし、Friendはアプリケーションの開発をウェブ上で行うことができ、
開発環境を共有できるため、導入コスト0でアプリケーションを開発することが出来ます。
Friendを活用すれば、ウェブブラウザーを利用するだけ、
アプリケーションを開発することができます。
これまで、資本力が低くアプリの開発が出来なかった組織なども、
Friendを活用すればアプリを簡単に開発できるようになるでしょう。
Friendストア
Friendストアは、文字通りユーザーがアプリケーションを購入できる場所です。
アプリはトークンで購入することが出来き、
ユーザーは、その購入したアプリケーションに対する評価も可能です。
またFriendストアには、自身が開発したアプリを販売することができるので、
コスト0で開発したアプリを販売することで利益を上げることが出来ます。
FRNDトークン
Friendネットワークに参加するユーザーは、
自身のコンピューターのプロセッサーやストレージ、バンドウィズを提供することで、
FRNDトークンを稼ぐことが出来ます。
Friend(フレンド)が購入できる取引所は?
Friendは2018年12月にICOが終了したばりで、まだ取引所には上場していません。
今後どの取引所に上場するかは未定ですが、
今後Friendが欲しいという方は、注視しておくと良いでしょう。
Friendの将来性は?
ICOの専門家によってICOを評価するICO Benchでは、
Friendの評価は、3.9となっています。
Friendが行おうとしている試みは、現状のアプリケーション開発が抱える
開発コストの問題を払拭するプロジェクトです。
OSの環境によらず、ウェブブラウザからアプリの開発や、
各サービスへのアクセスなど、これまでパソコン本体の環境に依存していた作業を、
インターネット上から行うことができるようになります。
またその環境は、ブロックチェーンテクノロジーを使うので、
安心して利用することができます。
ウェブブラウザを活用したクラウドサービスを提供する
競合も今のところ登場しておらず、今後の発展に期待できそうですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Friendはオープンソースで開発されているOSで、
ウェブブラウザ上からアプリケーションを開発することができます。
これまで導入や開発コストのかかっていたアプリケーション開発も、
Friendがあれば無料で行えるようになります。
またウェブブラウザから利用できるという利点から、
様々なデバイスからのアクセスが可能であり、インターネットさえあれば、
世界中からアプリの開発を共有化できます。
Friendは、そのプロジェクト内容から競合も少なく、
今後の発展にかなり期待できそうです。
しかし、かなり先進的な内容のため今後プロジェクトの浸透や
発展には、かなり長期的な時間が必要なようです。