中国のネット検閲当局は、同国におけるブロックチェーンサービス提供者に一連の規制を承認し、
それは2月の中頃に発効するとのことです。
国家インターネット情報室（CAC）は、新しい”ブロックチェーン情報サービス管理のための規制”を火曜日に発効し、
デスクトップサイトとモバイルアプリを中継し公共のブロックチェーンテクノロジーを活用して
情報サービスを提供する”企業もしくはノード群”をブロックチェーン情報サービス提供者として定義しました。
リリースによると、その規定は、2月15日に正式なものになるとしています。
文書の中で挙げられた23の条項の中では、ブロックチェーンサービスの提供者は、
公の場にサービスを提供する10日営業日以内にCACに登録する必要があるようです。
当局はさらに、ブロックチェーンスタートアップには、
名称とサービスの種類、業界分野とサーバー住所の登録を義務付けました。
情報とコンテンツの”生産、複製、公開、そして普及”にブロックチェーンテクノロジーの利用を、
中国の法律によってスタートアップに禁止しました。
もしこの規定をスタートアップが応じなければ、CACは最初に警告を行い、
規定を実行しなかった行動をタイムラインで特定し、
5,000元（737ドル）から30,000元（4,422ドル）の範囲で、犯罪の度合いに応じて罰金を課すと述べています。
CACは、昨年の8月にこの草案を提出していました。
同時に、ブロックチェーンスタートアップに対し、ニュースの報道、公開、教育、
そして医薬品業界分野で、ブロックチェーンを主導する者は、
関係当局のライセンスを優先して取得することを条項で推奨していました。
その最後の規定には、上記の条項もまとめて落とし込まれていました。
以前、ブロックチェーンテクノロジーは、
”グレートファイアウォール”と呼ばれる検閲を回避する形で利用されており、例えば、
#Metoo運動の一環と製薬スキャンダルの一部情報が、
検閲を避けるため個人によってイーサリアムのブロックチェーンに投稿されていました。
引用元：China’s Internet Censor to Start Regulating Blockchain Firms Next Month
