今週導入された法案によると、アメリカ合衆国議会は、イランが独自に発行しようとしている仮想通貨に、
強行的な制裁を加えようとしています。
経済制裁を避ける為に、仮想通貨「ペトロ」を発行したベネズエラ同様、
イスラエルがソブリン仮想通貨を、ここ最近の数ヶ月間で発行しようとしていたため、
米国は、警告を行っていました。
議員のMike Gallagher氏は、「イランの非合法な財政動向」の一部で、
イランが発行しようとしているソブリン仮想通貨のレポートを求めています。
また、これに類似する法案も、議員であるSen. Ted Cruz氏によっても提出されていました。
同提案では、知っていながらも資金やサーバーの提供を行っていたり、イランのデジタル通貨に対する
技術提供をサポートする者に制裁を求める内容となっています。
このような動きは、2018年の5月にイラン核合意（JCPOA）から離脱するという、
トランプ大統領の外交政策が背景にあると言えるでしょう。
「イラン核合意からの離脱は、イランの体制へ徐々に圧力を加えるものです」と、
Gallagher氏は声明中で述べています。
「我々は、イランへ課す最大限の経済制裁とイランが周辺地域に
輸出している暴力的な体制を弱体化させる機会を持っている」
この法案は、イランを世界的な金融コミュニティから確かに除外するものとなるでしょう。
最近のここ数週間、イランは多数の仮想通貨絡みのものを発行しており、話題となっていました。
今週の始め、イラン政府はブロックチェーンの受け入れを興味を引くよう話しています。
イラン共和国の低価格な電力は、イランをビットコインマイニングの活発な土地にもしていました。
しかし、その一方で最近米国が発動した制裁は、無実であるビットコイントレーダーを、
計略にはめることになります。
引用元:US Lawmakers Seek Sanctions Against Iran’s Cryptocurrency Efforts
