欧州証券市場監督局は、2019年に100万ユーロ以上の予算を、
仮想通貨とその他のフィンテック活動の監視に充てました。
公開された「2019 Annual Work Programme」によると、
欧州安全保証会議と、欧州市場監督局（ESMA）は、
翌年に向けて、その優先事項として主要エリアに、
予算と人材配置を設定しました。
同機関の書類によると、送金の分野について、
経済的部門の健全性を保護するためにも「特別な焦点」を
仮想通貨を含む金融イノベーションに充て、
活動に対するリスクを調べることも追加されています。
これは、需要に応じたアドバイスと提案の提供を含む、
同地域におけるマーケットの監視と、実地促進のさらなる手助けとなります。
ESMAの来年の主要な目的は、声明中で述べられています。
調整されたアプローチの規制への達成と、監督機関の新しい処遇、
もしくは革新的な財政活動と、現行のEU諸機関、
市場参加者もしくは消費者へのアドバイスの提供
フレームワークの前進
MiFIR主導の製品介入を基本とする枠組みの実行も
計画されています。
後者は、新基準で規定される差金決済取引（CFDs）と
個人投資家のバイナリーオプションと関係してきます。
これらには、市場での禁止、配布や個人投資家への
バイナリーオプションの販売、そして市場の規制、
配布、もしくは個人投資家向けへのCFDsの販売、
オープンポジションにおけるレバレッジ上限と、
CFDsによるインセンティブ利用の予防、危険警告の標準化が含まれています。
1月には、ESMAは、一般に対して仮想通貨のCFDsに対して意見を募っていました。
その当時、取締役は、そのような商品がMiFIRの規制枠組みに
どのようにして適うのか調査すると述べており、それは商品の厳しい緩和を
考慮してのことだったこがわかります。
総じて、2019年の監視と、仮想通貨とフィンテックの機密情報収集に、
取締役人は、110万7360ユーロと6人分のスタッフを充当します。
引用元：EU Markets Regulator Budgets €1.1 Million to Monitor Cryptos, Fintech
