米国に拠点を置く仮想通貨取引所の1つであるコインベースの、
最高経営責任者であり、創業期から5人目の従業員として働いた
Adam White氏が同社を退職します。
White氏は、事業経営セクションを導いた人物と
報道されています。
彼のLinkedInプロフィールによると、
彼はコインベースの副社長とジェネラル・マネージャーを
ビジネス部門と製品マネージメントに2013年から2年間、
2つの役割を並行して働いてきました。
コインデスクの報道によれば、サンフランシスコに本社を置く、
スタートアップが、インスティネット証券会社の元CEOである
Jonathan Kellner氏を、Institutional Coverage Groupの
マネージングディレクターとして雇用しました。
コインベース代表Elliott Suthers氏は、声明中で、
Kellner氏は、彼の役割に応じた仕事を同社で引き受けることになるでしょうと
伝えています。
コインベースの共同創業者でありCEOBrian Armstrongは、
次のように述べています。
5年間に渡って、Adamは、私達の取引ビジネスを米国拠点の大きな仮想通貨取引場の構築に尽力してくれて、コインベースのグローバル展開と私達の文化を複数の事務所に拡大化するには必要不可欠な方でした。
彼の退職後の計画について同社は、何も示すことはありませんでした。
このニュースはコインベースにおける人員追加という
混乱の中で発表され、同取引所がチャールズ・シュワブ社の、
前アドバイザーであるChris Dodds氏と
JPモルガンの前取締役員であるOputa Ezediaro氏を
Institutional Coverage Groupの取締役会へ迎え入れました。
この変化は、同社が世界的に仮想通貨界へ伝統的な
金融機関のスタイルを導入する計画と一致します。
またその計画を後押しする一環として、2018年の弱気な仮想通貨市場は、
組織的な新しい資産の需要に抑圧されていません。
「正しく相場が形成された時、私達の予期した通り、
機関投資家は興味を失っていない」
White氏は、こう9月の中旬に語っていました。
「それは正確に正反対のことです」