クロスブロックチェーンの技術を提供しようとしている、
ブロックチェーンのスタートアップは、安定価値のある資産と紐付けられた、
既存のステーブルコインを、EOSのネットワーク上利用できるようにすると
計画していると発表しました。
Havvenと呼ばれる、オーストラリアベースのプロジェクトは、
年末までに、同スタートアップが発行するステーブルコインの「nUSD」を、
EOS上で発行すると述べています。
米ドルと紐付けられたペグトークンの最初の発行は、
イーサリアムネットワーク上で、6月のことでした。
スタートアップによると、
トークン基盤を、イーサリアムからEOSに変更することが目的ではなく、
「クロスブロックチェーンでステーブルコインを提供する」という使命のもと、
両方、別個のネットワーク上でnUSDを発行することを目的としています。
「現段階では、仮想通貨はまだまだ発展途上なので、
どのブロックチェーンが基準か、明確ではありません。」
Havvenの創設者であるKain Warwick氏は、
声明で下記のように付け加えています。
このような理由から、クロスチェーン互換の
ブロックチェーン基盤を提供することは重要なことです。
なので、彼らがどのチェーンを選んでも、
それが成功に繋がるわけではありません。
ステーブルコインは一般的に、ボラリティを抑え、
ビジネスの場面やユーザーが利用しやすいように提供されるもので、
マーケットの変動に合わせて供給量を調整し、法定通貨と
価格を連動させるものとして作られました。
例えば、ステーブルコインのスタートアップであるMakerDAOは、
同スタートアップのイーサリアムベースの小規模ビジネス向け
DAIトークンの決済速度を向上させるため、
サプライチェーン管理会社のTrandeshiftと協業しています。
Havvenのこの努力は、長い間待望されたEOSのネットワークが
公式に公開された6月の後のことでした。
EOSブロックチェーンがバックに付く、Block.Oneという企業は、
同社のエコシステムを成長を促すため10億ドルの資本を集めたと公開しています。
IBMもまた、ステラーブロックチェーン上で
ステーブルコインを発行するため、
Strongholdと呼ばれるスタートアップと強力しています。
引用元:Blockchain Startup Havven to Launch Stablecoin on EOS This Year