仮想通貨取引所の「Huobi Pro(フオビープロ)」は、
来月より、日本居住者向けのサービスを停止します。
コインポストのニュースレポートによると、
同取引所は、「日本人が登録できる手段を削除し、
取引サービスを7月2日から停止する」と、日本人投資家達に、
水曜日、メールによってアナウンスを行ったと報じています。
コインデスクの問い合わせに応じる形で、Huobi Proは、
(24時間の取引ランキングで第三位を誇る大手取引所)
そのニュースの確認をしましたが、利用者の資産引き出しに関してなど、
より詳細な計画の開示には至っていないそうです。
コインポストのレポートが示すように、
Huobi Proは、日本の金融監視機関であり、2016年に施行された
改正資金決済法を義務付けを行っているFSAの
登録業者で無いために、撤退を決定した模様です。
ここ最近では取引業者が、FSAに連絡を取っても、
その問題に関して明確になることありませでした。
2018年始めには、Huobi Proは、SBIヴァーチャル・カーレンシー
(SBIホールディングス資本のライセンスを取得した取引所)と
提携するという方向性を示し、規制下でのプラットフォーム作りを
日本で目指していました。
しかしその計画は、3月にはSBIヴァーチャルカーレンシー銀行より
廃止にされています。
ウェブトラッキングサイトの「Alexa」によると、
13.3%ものユーザーが日本からの利用だそうです。
これは、Huobi Proが次のステップとしてFSAからライセンス取得を
考慮しているのかとコインデスクが聞いたところ、
同社は「そうではない」とほのめかしていました。
3月には、世界第二位の取引規模を誇るBinanceが、
ライセンス無しで、日本人居住者にサービスを提供しているとして
警告を受けています。
それに対して、Binanceは法的なチームを組織し、
FSAと確認を取っていました。