この記事では、仮想通貨プロジェクトのEnergi(エネルギ・NGR)について、
その特徴や購入できる取引所、将来性を調査し記事にまとめました。
Energiについて詳しく知りたい、購入できる取引所が知りたいという方はぜひ参考にしてみて下さい。
目次
Energi(エネルギ)とは?
Energiは、2018年4月14日に発行を開始した仮想通貨で、仮想通貨の浸透を目的としたプロジェクトです。
イーサリアムをベースとした仮想通貨で、コンセンサスアルゴリズムにはPoS(Proof of Stake)、
通貨の略号に「EGR」が用いられます。
2019年9月現在、その時価総額は66位となっており、仮想通貨のランキングでは下の方に位置しています。
Energi(エネルギ)の特徴は?
ここからは、Energiの特徴を見ていくことで、その詳細を見ていきましょう。
ICOなどの資金調達は行っていない
仮想通貨と言えば、ICOを通して資金調達を行い、そこから開発を行って投資家に還元していくのが通常の流れですが、
残念ながらほとんどのICOプロジェクトが途中で頓挫したり、そもそもICOを利用した詐欺であったケースがほとんどです。
一方Energiは、創業者のTommy氏一人によって開発、そしてローンチに至ったため、
ICOやプレセールなどが行われていません。
これは、他の仮想通貨プロジェクトとは違った特徴と言えるでしょう。
仮想通貨の普及を目指す
Energiは、仮想通貨の技術を褒めながらも、その普及に関しては、
10年後の普及率は、人口に対して1%以下になると予想しています。
そこでEnergiでは、仮想通貨の普及を目的としています。
その礎として、まずは強力な財団を設立しており、その財政は他の仮想通貨プロジェクトより
大規模なものであるとしています。
Energiによれば、DashとDecredそしてPIVXの4倍だそうです。
マスターノードの設置が可能
マスターノードとは、取引の検証を行いブロックをつないでいく役割を果たす端末であり、
マスターノードになった端末は、その対価としてインセンティブを受け取ることができます。
Energiにでは、一定基準のスペックを持つパソコンを保有し、
一定のNGR(1万NGR)を保有する人がマスターノードになることができます。
マスターノードになった場合は、利益の20%〜50%を報酬として受け取れるとしています。
マスターノードの設置方法は公式サイトに詳しく解説されています。
ステーキングは1NGRから
Energiでは、コンセンサスアルゴリズムにPoS(Proof of Stake)を採用しているので、
ステーキングに参加することができます。
ステーキングへの参加障壁は低く、わずか1NGRから参加することができます。
ただ公式では、1NGRからステーキングを開始し、1NGRを稼ぐには2.6年が必要とのことで、
一定のステーキング報酬を目指すのであれば、元本は多いに越したことは無いでしょう。
尚、ステーキングの方法に関しても、詳しく公式サイトで解説されているので、
英語が出来る方は挑戦してみるのも良いでしょう。
管理はCoinomi
EGRトークンはイーサリアム系のトークンであるため、世界的にも有名なウォレットである
Coinomiで管理することができます。
App Store、Google Playからダウンロードして利用することができるため、
ユーザーを選ばず、またこれまでハッキングなどの被害にも遭っていないため、
比較的に安全にEGRトークンを保管することが可能です。
Energi(エネルギ)が購入できる取引所は?
残念ながらEnergiは国内取引所には上場していません。
海外仮想通貨取引所で言えば、DIGIFINEXや、CRYPTOBRIDGEなどに上場しています。
もちろんですが、日本円の入金には対応していないため、
ウォレット、もしくは国内取引所から送金し取引開始になります。
Energiの公式サイトでも発表されていますが、上場先の取引所で発生する問題は、
Energiは責任を持っていません。
海外の取引所である以上、日本国内の法律も適用されないため、自己責任で利用するようにしましょう。
Energi(エネルギ)の将来性は?
Energiは強力な財政基盤に加え、イーサリアムをベースとしているため、
スマートコントラクトなどが利用できます。
さらにICOに関しては、創設者一人の資金で開発からリリースに至っているため、
一部の投資家の恣意的な意思が働きにくいと考えられます。
また、コンセンサスアルゴリズムはPoSであるため、
PoWのように、一部のマイナーによって寡占が発生発生する恐れもありません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Energiは、仮想通貨の一般的な「普及」を目指す仮想通貨プロジェクトです。
たしかに現在の仮想通貨が抱える問題の払拭に取り掛かっていますが、
一般的に利用されているビットコインを超えることは簡単では無いでしょう。
今後の動きに注目したい仮想通貨の内の1つです。