今回は、仮想通貨のEgretia（エグレティア）について、
その特徴や将来性、購入できる取引所を詳しく調べわかりやすく記事にまとめました。
Egretiaが気になる、実際に購入してみたいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
Egretia（エグレティア）とは？
Egretiaは、HTML5の技術を提供するEgret Tcchonologyが協力し、
ブロックチェーンとHTMLを組み合わせることを目的とした仮想通貨プロジェクトです。
HTML5の登場後、既にモバイルユーザーの半数はその使用環境に達してより、
特に中国では、HTML5の市場が大きくなりつつあります。
しかし依然として統一された安全な支払いプラットフォームは誕生していません。
またHTML5ではウェブ上でゲームを楽しむことが可能となりましたが、
そのゲームにおける公平性を保証するメカニズムなどの欠乏などの問題も浮上しています。
他にもいくつかHTML5上で起こりうる問題が登場しており、
こうした課題の解決を目指すのがEgretiaです。
2019年8月現在、Egretiaの市場規模は64位となっています。
尚、通貨の略号には「EGT」が使用されています。
Egretia（エグレティア）の特徴は？
では次に、Egretiaの特徴を見ていくことで、その通貨の詳細に迫りましょう。
パブリックチェーンは自主開発
多くの仮想通貨プロジェクトが、イーサリアムベースのブロックチェーンを使ってプロジェクトを立ち上げる中、
Egretiaは、Egretiaと呼ばれるパブリックチェーンを提供します。
コンセンサスアルゴリズムには、DPoSが採用されています。
DPoS（Delegated Proof of Stake）とは、単に仮想通貨を保有しているユーザーが意思決定を行うのではなく、
仮想通貨保有者の「保有量」によって投票権を割り当て、
そこから取引承認者を委任（Delegated）する形式を取るコンセンサスアルゴリズムです。
DPoSの効率性は、有名な仮想通貨プロジェクトのEOSで証明されており、
数多くのノードによって検証されるPoSと比べ、検証や記帳を行うノードを減らすことができるため、
合意までに迅速な対応を取ることができます。
柔軟な調整が可能
Egretiaは柔軟にパラメーターを設定することができます。
例えば、ブロック生成に関わる時間や取引費用などがその例です。
ブロック生成時間を3秒から1秒に変更できたり、
ブロックサイズを2MBから8MBに変更することができるとしています。
ウォレットの提供
HTML5を通じた支払いにおいて、安全な決済を進めるためにも、
Egretiaは、デジタルウォレットを用意する予定です。
PC版、モバイル版、ブラウザ版の3種類をサポートするようです。
Egretia SDK
Egretiaでは、HTML5を使ったゲームやアプリを開発できる
Egretia SDK（Software Developer Tool）を提供します。
このSDKを使用することで、ユーザーは何行かのコードを記入するだけで、
ゲームをブロックチェーン化することができます。
サポートの拡張
Egretiaは、自身のパブリックチェーンのみにとどまらず、
Egretia Blockchain Interface Frameworkを利用することで、EOSやイーサリアムなどの
パブリックチェーンにもそのサポートの手を伸ばす予定です。
Egretia（エグレティア）が購入できる取引所は？
Egretiaは残念ながら国内仮想通貨取引所には上場していません。
一方海外仮想通貨取引所は既に多く上場しており、大手であればKuCoinにも上場しています。
しかしKuCoinは、日本居住者向けのサービスを停止しており、
2018年8月現在、取引ができない状況です。
その他のShortexや、Bkexなどを利用すると良いでしょう。
Egretia（エグレティア）の将来性は？
ウェブブラウザ上でのゲームに必要となるHTML5は、今後も5Gなどの導入により、
一層その需要が高まると思われます。
中国のHTML5市場において75％のシェアを持つEgretエンジンは、
Egret提供のゲームを簡単にブロックチェーン化させることが可能です。
今後ウェブ上でのHTML5の需要の高まりとともに、安全性や信頼性が必要となっていく中で、
Egretiaは、第一線をいくプロジェクトなのでは無いでしょうか。
またEgretia関連のコードに関しては、Githubを通してオープンソースでの開発となり、
20万人以上の開発者が既にいるということで、プロジェクトが頓挫する可能性は極めて低いと考えられます。
今後も拡大を続けるインターネットの時代において注目されるプロジェクトの内の1つでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか？
Egretiaは、HTML5が普及し続ける現代においてブロックチェーンの融合を図るプロジェクトです。
ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。