Alexei Moisseev副大臣が月曜に話した内容によれば、ロシア連邦財務省は、
Facebookが発行する次期仮想通貨のLibraに対して、いかなる特定の規制を設けないとのことです。
報道陣に対する回答として、報道機関のInterfaxによれば、来る規制下において、
Libraはロシア国内で他のデジタル資産と同様に扱いを受けるとAlexei副大臣は話しました。
彼は次のように付け加えています。
誰もLibraを禁止にはしないでしょう。
同時に、いかなる仮想通貨もロシアにおいては法定通貨にはならならいとAlexei副大臣は話しています。
”ルーブルは私達の自国通貨で、全ての運営はルーブルを使って行われなければならない”とのことです。
むしろ、仮想通貨は外国の通貨と類似した地位を獲得することになりそうです。
”それは、売ったり、買ったり、保有したりすることが可能ですが、利用(商品やサービスへの支払い)はできません”
Moisseev副大臣は、暗号資産についてこのように話しました。
”そうです、正当なマーケットは形成されるべきです。しかし、正当なマーケットを掲げることは論外で、
すべては可能なのです。”
ロシアにおいて、Facebookは主要なソーシャルメディアではありませんが、
1つの基準としては、世界で9番目の人口を擁する同国では39%のシェアを誇り、
重要な存在であることは間違いありません。
Facebookが掲げるLibra(多数の法定通貨を裏付けとしたグローバルな仮想通貨)は、
今月公聴会を開いた米議会、そして同プロジェクトを研究するために立ち上げられたG7のタスクフォースを含む
規制当局等と世界中の政治家に波風を立たせることになりました。
間もなく法律制定か
多くのビジネス関係者が、透明性のある新規仮想通貨公開(ICO)と
間もなく準備される法律の実施の機会について尋ねられたとMoisseev副大臣は報道陣に対して話しました。
5月からロシア議会において行き詰りを見せたデジタル資産に関する法案について、
同氏がRNSが先程語った内容は、数週間のセカンドヒアリングを経て通過する可能性があるということです。
”私達は(財務大臣)Anton Siluanov大臣主導の下、それについて話し合い、
そこには、Maxim Akimov副首相、中央銀行と法執行機関等が参加していました。
全ての決定は下され、私達は法案の文章に目を通す予定で、セカンドヒアリングに向けて、
2週間で軌道に乗ることを願っています”とMoisseev氏は、6月18日に話していました。
しかしながら、トークンセールに関する法案は、別々に議論されると同氏は付け加えています。
この”投資プラットフォーム等を用いた魅力的な投資”と題された法案は、
いつ通過する、正式な予定は今のところありません。
引用元:Russia Won’t Ban Facebook’s Libra Currency, Deputy Finance Minister Says