仮想通貨取引所のCoinsquareは、
1対1の交換比率でカナダドル（CAD）と交換されるステープルコインを発行を開始します。
同取引所は、貿易決済、外国為替の転化も同様に、
国際間の支払いと送金、P2Pを利用した貸付、業者決済のソルショーンで、
“eCAD”トークンに潜在的な役割として付与することを計画しています。
CoinsquareのCEOであるCole Diamond氏は、
木曜日に発表された声明で次のように述べていました。
eCADの発効は、透明的で簡単に手に入ること、そして
従来の仮想通貨市場が抱えていた不安定なリスクを排除し、
安全な方法でカナダや国外に、その価値を移動できることを真っ先に創造していくことになります。
同社は、それぞれのeCADトークンに、1カナダドルを蓄え、
その価値を担保することを固く約束しています。
アナウンス中では、eCADは透明性を謳う一方で、
公表されるかもしれないその価値を証明するか、またはどのように証明するのか、詳細については語られませんでした。
報道は続けて、直近のCoinsquareの分散型取引所（DEX）である
Stellar Xの取得に関して金額が明らかにされていない点にも触れています。
Stellar Xは現在、バミューダ諸島を拠点とするCoinsquare社の子会社によって所有されています。
Coinsquareは、金融サービスを手がける企業である
Canaccord Genuityの支援を受け、2018年の早期に、返済義務の無い3,000万ドルを調達しました。
その時、同取引所は、その資金調達について、”グローバル成長計画と、
より主流となる顧客ニーズに応えるプラットフォーム構築に焦点を当てた多様化戦略の糧とする”と話していました。
そのプラットフォームに関しては最近、
レグテックのスタートアップであるCoinfirmによって、
ラインセンスの保有や本人確認（KYC）、マネーロンダリング対策（AML）ポリシーをを設置していることから、
”低リスク”取引所として認定されました。
過去1年に渡るステープルコインの発効が乱発される中、
このCoinsquareの発効が行われました。
直近では、仮想通貨スタートアップであるTrustTokenは、
Bittrex上で英国ポンドと1対1の比率で交換されるステープルコインを発効し、
加えて5社のブロックチェーン企業とステーキングが可能なユーロに裏付けられたステープルコインも発効しています。
最も歴史があり、一番利用されているステープルコインであるTether（USDT）は、
独立監査機関の欠如と準備金の不足から物議を醸していましたが、最近は、
トークンの裏付けは、100％が米ドルではないかもしれないと発表していました。
引用元：Now There’s a Canadian Dollar-Pegged Stablecoin on the Way
