今回は、仮想通貨のhashberry(ハッシュベリー)について、
その特徴や、将来性、購入できる取引所について調べました。
hashberryがどのようなものか気になるという方は、
ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
hashberry(ハッシュベリー)とは?
hashberryは、AIを活用した裁定取引(アービトラージ)、
スケーリング対応、そしてソフトウェアの開発キットを提供する
プロジェクトです。
通貨の略号には、HBY、最大供給量は8億枚で、
プラットフォームにはイーサリアムが用いられます。
hashberry(ハッシュベリー)の特徴は?
では次に、hashberryの特徴を見ていくとともに、
そのプロジェクトの詳細を見ていきましょう。
AIを活用したトレード
hashberryでは、AIを活用した裁定取引を行います。
裁定取引とは、アービトラージとも言われ取引所間の価格差を利用して、
利益を上げる方法です。
たとえば、取引所Aでは、1BTCが38万円で購入できる状況で、
取引所Bでは1BTC38万5000円で取引されている場合、
AでBTCを購入し、BでBTCを売却すると5000円の利益を上げることができます。
特に仮想通貨は、常にICOを通して発行され続けている状況であり、
価格の変動幅はとても大きく取引所によって価格が異なるので、利益が上げやすい状況です。
ただし、仮想通貨の価格は秒単位で変化を続けており、
人の目で価格差を管理し、取引するには非常に難しいとも言えます。
そこでhashberryでは、AIを活用して1秒の間に多くのトレードを行い、
さらにトレードを行いながら学習を繰り返します。
人では長年の経験が必要なトレードでも、AIを駆使することで、
安全、さらに最短で利益を上げることができるようになります。
AIは取引所ごとに設置されますが、その設置されたAIを管理する「マスターロボット」を設けることで、
取引量が増大しても耐えうるようになっています。(スケーリング対応)
開発キットの提供
hashberryでは、各取引所へ対応するためAIの開発を可能にする
開発キット(HASHBERRY AI SDK)を提供しており、各々でのカスタマイズが可能です。
また、このSDKは各取引所への橋渡し役としても機能します。
通常であれば、取引所毎にAIを設置しても、各取引所に送金を行うなどの
個別対応が必要ですがSDKを通せば、面倒な登録作業や入金を行う必要はありません。
AIマイニング
仮想通貨で稼ぐ方法と入ればトレードもそうですが、
マイニングを行って通貨を稼ぐ方法もあります。
hashberryでは、個人でも少額の手数料からマイニングプールに参加することが出来ます。
具体的には、AIによって選定されて利益率の高い通貨を選択し、
マイニングを行います。
また自分が参加して得たマイニングの権利はHBYトークンを利用して
売却することもできます。
トレードとマイニングの最適化
hashberryでは、トレードとマイニングは別個のものとして扱わず、
一貫した一つのものとして最適化を行っています。
例えば、AIによってある通貨Aの価格が上昇すると予想した場合、
そのマイニングにおける手数料やハッシュパワーを考慮した上で、通貨Aのマイニングを行います。
そして、その通貨Aが値上がりした場合は、
トレードによって売却を行い利益を出します。
このようにhashberryでは仮想通貨でのマイニングとトレードを一貫して行い、
利益を最大化していくため大きな利益を見込むことができます。
hashberry(ハッシュベリー)が購入できる取引所は?
hashberryのロードマップによると、2018年中に各取引所への上場を予定していましたが、
今のところ上場していないようです。
今後、どの取引所に上場するかは未定ですが、
気になる人は注視しておくと良いでしょう。
hashberryの将来性は?
AIトレードは、既に多くの場所で運用されており、
今後も主流になってくることは間違いありません。
人間でできるトレードには限界があり、また有効なトレードの確立にも時間がかかってしまいます。
hashberryのようなプロジェクトは今後注目されていくでしょう。
hashberryでは、マイニング権利の売却や、
SDKのシステム維持の支払いにHBYトークンが利用されます。
このプロジェクトを通してAIトレードが増加すれば、
HBYトークンの価値は上昇していくのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか?
hashberryは、仮想通貨市場におけるAIトレードとAIマイニングを一貫して行い、
ユーザーの利益獲得を狙うプロジェクトのことです。
既にAIは金融界に入りこんできており、
今後は、人のトレードからAIが主流になっていくことが予想されます。
そんな中で効率的に学習を進めるAIを使わない手はありません。