仮想通貨USAT（ユーエスエーティー）とは？

今回は、現在ICO中であるUSAT（ユーエスエーティー）という
仮想通貨について調べ、記事にまとめました。

USATが気になるという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

USATは、オーストラリアの、
ユナイテッド・サイエンティスト協会（United Scientists Association of Technology）が開発する
インキュベーションプラットフォームです。

インキュベーションとは、事業の創出や創業支援などを行うことで、
新技術のある団体などに資金提供などを行うことです。

通貨の略号には、「USAT」が用いられ、
プラットフォームにイーサリアムが用いられます。

では次にUSATの特徴を見ていくことで、
トークンの詳細を見ていきましょう。

USATでは、特にIP（知的財産）の権利を保護するサービスを提供します。

デジタルベースの製品が増える中、知的財産の保護は非常に重要で、
そして安全に管理される必要があります。

USATでは、ブロックチェーン技術を利用することで、
安全にIP管理を行うことが可能なわけです。

ちなみに、一度IPを取得すると、そのIPは、USAT IPレポジトリに保管されます。

レポジトリとは、保管庫の意味であり
その場所で共有されたり保管されます。

そしてUSATトークンは、共有所有権のトークンとして機能するので、
USATトークンの保有者は、すなわちレポジトリに保管された特許権の一部所有者となることができます。

さらにUSATトークンは、ユナイテッド・サイエンティスト協会と、
第三者におけるIPの取引に利用されるので、
単に知的財産を保護するだけでなく、IPの販売などビジネス的な側面までを
徹底的にサポートしたプラットフォームと言えます。

ユナイテッド・サイエンティスト協会は、非営利団体で、
開発途上に加え、最終的に世界にプラスの影響を与えることを目的としています。

特にユナイテッド・サイエンティスト協会が力を入れて推し進めているプロジェクトは、
「ソーラーウィンドテクノロジー」と呼ばれるもので、
これは、どのエネルギーシステムより安価に導入することが可能です。

ソーラーウィンドシステムでは、用意されたチューブの中の空気を、
太陽光の熱を利用して発電を行います。

具体的には、太陽光によって温められた空気が上へ上へと移動し、
その温められた空気が逃げようとした際に、タービンを動かし電力を発電するというものです。

熱を利用するソーラーウィンドシステムでは、
工場などから排出される余分な熱も利用できるため、太陽光に限らず
様々な場所で応用することが可能です。

ソーラーウィンドシステムは、これまでの発電と比べ、
少ない部品で出来ているため、シンプルで低コストな発電が可能になります。

太陽光発電と言えば、ソーラーパネルですが、
ソーラーウィンドシステムでは設置費用に加え、構造が非常にシンプルであるため、
修理も簡単で、資本力の弱い発展途上国には最適なシステと言えるでしょう。

USATは、まだ取引所には上場していません。

2018年11月15日までトークンセールを実施しているので、
現在ICOで購入することが可能です。

ただし、日本人が海外のICOに参加するのはグレーな部分があるので、
自己責任になりますし、心配であれば金融庁に問い合わせるのが一番でしょう。

ブロックチェーン技術は、仮想通貨だけでなく
セキュリティの観点から様々な可能性を秘めています。

今後はブロックチェーン技術だけでなく、ブロックチェーンを発展させた
新しい技術も誕生してくるでしょう。

そのような将来、必ずと言っていいほど知的財産権は、
利益確保のために必ず必要となるものです。

それをブロックチェーン上で安全に管理するというのはプロジェクトは、
将来的に実需が見込めるのではないでしょうか。

またユナイテッド・サイエンティスト協会が力を入れる
ソーラーウィンドシステムは、従来の発電技術よりも低コストなので、
今後世界的に普及していくことが考えられます。

また、ユナイテッド・サイエンティスト協会には、
3Dメガネを使わず立体的な映像を見る技術の開発や、私達が普段行う運動から、
正確にカロリー計算を行う特許の取得など、かなり革新的な技術を持っています。

まだまだ無名ではありますが、今後かなり期待できる技術なのではないでしょうか。

いかがだったでしょうか？

USATはIPをブロックチェーン上で保護しようとするオーストラリア発のプロジェクトでした。

知名度はあまり高くありませんが、
プロジェクトの内容自体はすばらしく、今後の発展が期待されます。

ぜひ今回の記事、参考にして頂ければと思います。