中国の仮想通貨取引所と言えば、
やはりBinance(バイナンス)が国内では人気ですが、
あなたは、KuCoinという取引所をご存知でしょうか?
今回は、KuCoinという仮想通貨取引所の
特徴やメリット・デメリットをまとめてみました。
KuCoinが気になるという方は、
ぜひ参考にしてみて下さい。
KuCoin(クーコイン)とは?特徴は?
KuCoinとは、海外の仮想通貨取引所で、
その拠点は香港にあります。
2017年9月15日に開設されたばかりの
比較的新しい取引所で、
2018年3月6日現在、24時間の取引高ランキングは、
26位につけています。
特徴的なのは、海外の取引所でありながら、
日本語に対応していること、そして70種類を超える
豊富なアルトコインを扱っていることです。
さらに、KuCoinは独自の通貨、KCS(KuCoin Shares)を
発行しており、これは保有しているだけで、
取引手数料が割り引かれたり、
KCSの保有量に応じて、
KuCoin bonusという配当を貰うことが出来ます。
では、次にKuCoinのメリット・デメリットを
見ていきましょう。
KuCoin(クーコイン)を利用するメリットは?
ここでは、KuCoinを利用するメリットを、
いくつかお伝えしていきます。
ぜひ、参考にされてみて下さい。
メリットその1:ユーザーフレンドリー
KuCoinは、
日本語に対応した仮想通貨取引業者です。
海外の取引所は、ほとんど日本語非対応なので、
英語力が問われるケースが多かったのですが、
その点KuCoinは、
日本人にとって非常にありがたい存在ですね。
またKuCoinは、利用者に馴染みやすい画面設計のため、
初心者の人でも安心して、
そして、比較的簡単に利用することが出来ます。
メリットその2:銘柄が多い
海外の仮想通貨取引所は、やはりアルトコインの
取り扱い量も多く、KuCoinも先述の通り、
約70種類の仮想通貨を扱っています。
主要通貨の値動きも激しいですが、
アルトコインは、いつ、何がきっかけで
高騰するかわかりません。
日本語に対応している、かつ、
多数の仮想通貨を扱う取引所は、ほとんどありませんので、
ここはKuCoinの強みと言えそうですね!
メリットその3:KCSという独自通貨
KCSについては、先述の通りですが、
持っているだけで、仮想通貨ボーナスが
毎日配当されることは非常に嬉しいことです。
KCSは、取引所1日当たりの取引手数料の50%が、
KCS保有者に分配されるという仕組みを取っており、
取引量の増加にともなって、
ボーナスも増える仕組みとなっています。
今後KuCoinが、どこまで伸びるかは未知数ですが、
KCSは保有しておいて損は無いでしょう。
メリットその4:スマホアプリ対応
KuCoinは、スマホアプリにも対応しています。
簡単な取引で、
パソコンの起動やブラウザの立ち上げが面倒な時など、
大変便利ですね。
iOSとAndroid、どちらにも対応しています。
KuCoin(クーコイン)を利用するデメリット
では、次にKuCoinには、
どんなデメリットがあるのか、そちらも
併せて見ていきたいと思います。
デメリットその1:円の入出金は非対応
KuCoinは、日本語対応ではありますが、
日本円の入出金には非対応です。
となると、一度国内の仮想通貨取引所から、
ビットコインといった主要通貨を購入し、
取引所やウォレットから、KuCoinに送金する必要があります。
仮想通貨の値動きは激しいために、
送金などで、タイムスパンが出来るのは、
デメリットですね。
デメリットその2:信頼性が低い
KuCoinの拠点は香港ですので、
中国の法律の影響下にあることになります。
中国の場合、規制のかけ方が極端なので、
そこは留意する必要があります。
また、KuCoinのセキュリティに関しては、
「2段階認証があるから安心」という意見がありますが、
正直これだけでは、絶対に安心とは言えません。
その上、KuCoinには、補償制度もありませんので、
資産が盗まれた場合、誰も保証してくれません。
仮想通貨は、長期的にKuCoinに保管せず、
自分のウォレットに移すようにしましょう。
デメリットその4:通貨のリスクは高め
国内取引所に上場している通貨は、
比較的安全性の高い通貨が上場しています。
一方KuCoinは、特に規制などありませんので、
上場している通貨が、絶対安全だとは言えません。
海外取引所である以上、それを承知している方が
ほとんどだとは思いますが、この点は注意が必要ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
KuCoinに関して、ある程度のことは、
お分かりいただけたと思います。
KuCoinは、開設当初「第2のBinance」と言われる程、
注目を集めた企業でしたが、
Binanceが、新規登録を再開した今、
その存在は薄れたような気もします。
サブ的な位置づけや、
KCSを目的に利用する人が多いのではないでしょうか。