日本では現在、複数の仮想通貨取引所が運営されていますが、
投資の幅を広めたいのであれば、
やはり海外の取引所も検討するべきです。
今回は、海外の仮想通貨取引所でも、
特に有名な、Binance(バイナンス)について調べ、
その特徴やメリット・デメリットをまとめました。
これから、Binanceを利用しよう、あるいは、
気になっている、という方はぜひ、参考にしてみて下さい!
Binance(バイナンス)とその特徴
Binanceとは、海外の仮想通貨取引所で、
その拠点は中国にあります。
かなり新しい取引所で、創業は、
2017年7月となっており、
チャオ・チャンコン氏がCEOを務めています。
Binanceは取引所の処理速度が速いという評判で
注目を集め、オープンから「わずか1ヶ月」で、
取引量が世界でトップ10に入りました。
さらに、5ヶ月後には、取引高が1位にもなり、
海外取引所では、今、最もアツい取引所です。
このように、Binanceは急成長を続けており、
日本の金融庁認可の取引所QUOINE(コイン)とも、
パートナーシップ提携をしています。
グローバルさを謳うBinanceでは、
当初、日本語も対応していましたが、
残念ながら、今は対応しておりません。
さて、Binanceには面白い特徴があり、
それは上場させる通貨を、コミュニティの
投票によって決める、というものです。
日本の取引所では、
企業側が決めた通貨のみの上場ですが、
Binanceでは、民主的な方法が採用されています。
仮想通貨は本来、みんなで管理・監視するという
民主的な理念がありますので、
Binanceは、この点について日本の取引所より
進んでいると言えます。
また取り扱い銘柄は、100種類を越え、
これから価値が高騰するかもしれない多数の
アルトコインを扱っています。
日本の取引所ではまず手に入らない通貨も
多数集まっていますので、
Binanceが人気となったのも頷けます。
では、次にそんなBinanceのメリットを
お伝えしていきます。
Binance(バイナンス)を利用するメリットは?
日本の仮想通貨取引所でことが足りている、
という方も多くいらっしゃるかもしれませんが、
Binanceのメリットを知れば、
あなたも利用したくなるかもしれません。
それでは早速そのメリットを見ていきましょう!
メリットその1:手数料が安い
Binanceを利用するメリットとして一番大きいのは、
やはり取引手数料が安いということです。
取引手数料は、0.1%で、
さらにBinanceが独自発行する、
BNBトークンを使って取引すると、
手数料は0.05%まで下がります。
これは、他の海外の取引所と比べても割安で、
非常に魅力的なメリットと言えますね。
日本の取引所は、取引手数料が
無料であったり、さらにマイナスなところもありますが、
それはキャンペーン中など、期間限定的な要素もあるので、
Binanceは安定的に安いと言えます。
メリットその2:アルトコイン多数!
Binanceでは、先述の通り、
仮想通貨の取り扱い量が100種類を越えています。
日本の取引所ではお目にかかれないような、
マイナーなコインが多数そろえられており、
もしかしたら、それらコインは、
将来的に高騰するかもしれません。
このように、投資の幅を広めてくれる
Binanceは、利用しない方がデメリットだと
言えるでしょう。
メリットその3:フォークコインをGET
仮想通貨は、その仕様をバージョンアップする時に、
分裂することがあります。
これをハードフォークと言い、
分裂後は、旧通貨と
新通貨(フォークコイン)が同時に存在します。
これは取引所よってまちまちですが、
ハードフォーク時、旧通貨保有者には、
フォークコインが付与されるケースがあるんです。
つまり、ハードフォークは、
無料で資産を増やすチャンスというわけですね。
ちなみに、Binanceでは、
あらゆるフォークコインに対応すると発表しており、
かなりの人気を集めました。
つまり、ハードフォーク前の通貨を、
Binanceで購入しておけば、
資産を一気に増やせる可能性があるということです。
ハードフォークで仮想通貨を増やそうと考えている人は、
Binanceは、ぜひ検討しておくべき取引所ですね。
さて、ここまでBinanceのメリットを紹介してきました。
では次に、そのデメリットも併せて
ご紹介していきます。
Binance(バイナンス)とデメリット
先述のメリットだけ読むと、
Binanceは、とても魅力的な取引所だということを
おわかり頂けたと思います。
しかし、利用にあたっては、
そのデメリットもしっかり把握し、
判断していく必要があります。
ここでは、Binanceのデメリットを紹介させて頂きます。
デメリットその1:海外取引所という現実
Binanceは、セキュリティにかなり力を入れており、
2段階認証も当たり前のように採用しています。
しかし、日本の取引所ように、
どこからか公的な認可がおりた企業でもありませんし、
通貨の補償制度などは設けていません。
これは、海外取引所を利用する上でしょうが無いことですが、
その点は留意が必要です。
デメリットその2:日本語が非対応に
Binanceは、当初、日本語にも対応していました。
これは、日本人にとってとても嬉しいもので、
日本国内で一気に注目を集める要因となったことは、
間違いありません。
しかし、2018年に入り、
残念ながらBinanceは日本語非対応になってしまいました。
英語を読んで画面を操作していかなくてはならないので、
慣れるまでは使いにくい、というが現実です。
デメリットその3:銘柄選びは利用者次第
Binanceに上場する仮想通貨の銘柄は、
Binanceのコミュニティ投票によって決まります。
一方日本の取引所では、通貨の審査を通して、
安全なものだけを上場させています。
つまり、Binanceで扱われているアルトコイン全てが、
上場しているからといって安全というわけではありません。
民主的というのは、素晴らしい理念ですが、
それが必ずしも正しい判断が出来るわけでは無いのです。
Binance上のアルトコイン購入は、
自己責任な側面が強いですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Binanceは非常に魅力的な取引所です。
しかし、100%安心して利用できるか、と言われたら
誰も断言は出来ません。
利用する際は、定期的に自分のウォレットに
資産を移すなどの対策も必要です。