今回のこの記事では、
仮想通貨のTenX(テンエックス)について、
その特徴や将来性、購入できる取引所について調べました。
TenXが気になる、購入を検討しているという方は、
ぜひ参考にしてみて下さい。
TenX(テンエックス)とは?
TenXとは仮想通貨決済可能なデイビッドカードを提供する
サービスです。
2018年10月現在、時価総額ランキングは、84位で、
総発行量は2億5000万となっています。
TenX(テンエックス)の特徴は?
では次にTenXの特徴を見ていきましょう。
特徴その1:リアルタイム決済
TenXは、ウォレットとデイビッドカードを紐づけることで、
実店舗の場で、仮想通貨決済を可能にしています。
イメージとしては、保管している仮想通貨を、
決済の時だけ引き出すイメージです。
引き出すときは、その時のレートで、
仮想通貨を法定通貨に交換し、決済を行います。
この決済の過程では、クロスチェーンネットワークである
「COMIT」が使われており、
様々なブロックチェーンや仮想通貨を結びつけることができます。
これまで、仮想通貨で決済するといえば、
一度、基軸通貨に戻したり、法定通貨に両替するという手間がありましたが、
TenXでは、これが必要ありません。
専用のカード、もしくはスマホアプリを使うことで、
瞬時に仮想通貨を用いて決済をすることができます。
ビットコイン、イーサリアム、さらにERC20系の
仮想通貨に対応しているで、多くのユーザーにとっても
大変使い勝手の良いものとなっています。
特徴その2:期待値が高い
TenXは、そのICOにわずかの7分で90億円を
集めました。
それだけ期待値の大きなICOだったということが伺えます。
事実、COMITは、リアルタイムで仮想通貨を
法定通貨に両替し、決済に利用できています。
期待値ばかりでなく、プロダクトもしっかり開発されている
TenXは、将来性もかなり期待出来るのではないでしょうか。
特徴その3:手数料を配当として貰える
TenXでは、カードの利用額に応じて、0.1%の報酬を
貰うことができます。
報酬は、payトークンとして支払われます。
なので、1000円分のビットコインを使用した場合、
1円分のpayトークンを報酬としてもらうことができます。
ちなみに、TenX支払いの維持費用は、
導入店舗から支払われるので、ユーザーは
決済手数料を支払う必要はありません。
それどころか、報酬を貰えてしまうという
オイシイ仕組みが出来上がっています。
また、全世界の利用額の0.5%が、個人の持つpayトークンの保有率に
応じて、イーサリアムが配布されるという仕組みも取られているので、
TenXの成長は、ユーザーにとっても大きな利益となります。
お店側としても仮想通貨決済を受け入れることで、
幅広い国の人の決済を受け入れることが出来ます。
特徴その4:アプリ版もある
TenXは、デイビッドカードなので、
発行に15米ドルを支払う必要があります。
ただ、アプリ版も登場しているので、
日本人であれば、アプリ版をインストールするといいでしょう。
スマホで管理できるというのは非常に楽で
ありがたいですね。
TenX(テンエックス)はどこで購入できる?
残念ながら、TenXは、国内仮想通貨取引所では購入できません。
海外のBittrexや、OKExで購入することができます。
もちろん、日本円の入金には対応していないので、
国内から基軸となる仮想通貨をウォレットや取引所を通じて送金し、
そこからようやく取引できる形となります。
TenX(テンエックス)の将来性は?
COMITという技術で仮想通貨を用いての決済というのは、
非常に将来性があります。
一見仮想通貨は、ボラリティが非常に高く、
支払い手段には向いていないようですが、
最近では、法定通貨と連動するペグ通貨、ステーブルコインなども、
誕生しています。
もしこのようなペグ通貨を法定通貨と瞬時にCOMITで交換し、
実店舗での支払いに利用できれば、非常に便利なものとなります。
TenXの決済受け入れ店の増加が前提ですが、
順調に成長していけば、必ず価値も上昇していくでしょう。
ただ、日本での広がりは正直厳しいところがあると思います。
日本には、資金決済法により、
仮想通貨でモノを購入した時点で、利益が出ていると判断された場合、
その部分については課税対象になるからです。
ビットコインを使って、モノを買うたび課税対されていては、
実用性があるとは言えません。
今後の日本は、法改正でもなければ、
仮想通貨を利用した決済は、これからも難しいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
TenXは、仮想通貨を法定通貨へリアルタイムで両替し、
実店舗でも決済を可能にしてくれるシステムでした。
仮想通貨払いが可能になれば、
世界中どこにいても、お金を両替することなく
決済が可能になります。
今後の発展が楽しみですね。