香港を拠点する仮想通貨取引所に、
BitMEX(ビットメックス)という取引所があります。
今回は、そのBitMEXについて、その特徴や、
利用するメリット、デメリットについて調べてみました。
これからBitMEXの利用を検討している方は、
ぜひ参考にしてみて下さい。
BitMEX(ビットメックス)とは?どんな特徴が?
BitMEXは、香港に拠点を置き、
HDR Global Trading Limitedによって運営されている
仮想通貨取引所です。
設立は2014年のため、仮想通貨取引所の中では、
歴史がある方です。
世界各国から匿名性通貨に対する視線が厳しくなった昨今ですが、
BitMEXは、そのような事情を汲んでか匿名性通貨を廃止しています。
現在、BitMEXで取引されている仮想通貨は、
下記の通りです。
・ビットコイン
・イーサリアム
・エイダ
・ビットコインキャッシュ
・ライトコイン
・リップル
・EOS
・トロン
この取引所の特徴は、現物取引を行っていないところです。
BitMEXは、証拠金取引だけですので、法定通貨を仮想通貨に替えたり、
仮想通貨を仮想通貨に交換して、長距ホールドすることは出来ません。
BitMEX(ビットメックス)を利用するメリットは?
では次に、BitMEXを利用するメリットを見ていきましょう。
メリットその1:レバレッジは最大100倍
日本国内では、法律により、
証拠金取引は、最大25倍までと設定されています。
ですので、国内仮想取引所では、
最大25倍までしか証拠金取引所ができなかったのですが、
BitMEXは、海外の仮想通貨取引所であるため、
そのような規制を受けません。
そのため、最大100倍までレバレッジをかけることができます。
例えば、1万円であれば100万円分、10万円であれば、
1000万円分、100万円の証拠金を用意すれば、
最大1億円分の取引が出来るというわけです。
メリットその2:ゼロカットシステム
上述の通り、BitMEXでは、小さなお金で、
大きなお金を動かせることがわかりましたが、
仮に、損失が出てしまった場合は、
証拠金以上の損失が発生してしまうことになります。
そこで、BitMEXではゼロカットシステムを導入しています。
これは、海外のFX業者なら導入しているシステムなのですが、
損失分は、業者側が負担するという仕組みです。
ですので利用者は、自分が用意した元本以上の
損失を出さなくて済みます。
メリットその3:日本語に対応している
公式サイトを確認して頂ければおわかり頂けると思うのですが、
BitMEXは、日本語表記に対応しています。
英語でのサイト案内は、
日本人であれば、抵抗感を覚える人も多いでしょう。
しかし、日本語表記であれば、
どこから操作したらいいのかよくわかるため、安心して利用できます。
また、メールサポートに関しても、
日本語対応をしているとの報告もあるため、
海外取引所としては、安心して利用できる取引所と言っていいでしょう。
BitMEX(ビットメックス)を利用するデメリット
では次に、BitMEXを利用していく上でのデメリットを
紹介していきます。
デメリットその1:入金はビットコインのみ
BitMEXへの入金は、ビットコインのみの対応となっています。
海外の取引所なので、しょうがないこともかもしれませんが、
日本円の入金に対応していないので、利便性に欠けてしまいます。
また、ビットコインホルダーでない人は、
一度ビットコインに交換するか、購入をしないといけないので、
少々面倒に感じるかもしれません。
デメリットその2:あくまで海外の仮想通貨取引所
BitMEXは、日本語表記に対応していたり、
メールサポートも日本語に対応しているなど、
日本人には、ありがたいサービスが整っています。
しかし、2018年に入ってから、
海外のいくつかの仮想通貨取引所が、
日本人向けサービスの停止を発表しています。
これは、日本の金融庁に配慮したものだと思われいます。
そんな中、日本語表記に対応、また日本語メールサポートに対応している、
というのは、「日本人を勧誘している」として金融庁に、
目をつけられる可能性もあります。
BitMEXが将来に渡って、日本語サポートを続けていけるかは、
怪しいところですので、そこは注意が必要です。
また、海外の仮想通貨取引所のため、
日本の法律は適用されません。
万が一にでも、出金停止などになっても
自己責任ですので、その辺をしっかり理解した上で利用するようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
BitMEXは、香港に拠点を置き、
HDR Global Trading Limitedによって運営されている
仮想通貨取引所です。
BitMEX一番の魅力的は、やはりレバレッジ100倍で、
証拠金取引が出来るという点です。
しかし、日本の法律は適用外ですので、
もし、利用する際は、「無くなっても支障がない」「生活費を削らない」
という範囲から投資を行うようにしましょう。