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DigixDAO(ディジックスダオ)とは?特徴や将来性、購入できる取引所は?

仮想通貨の価格は、ステーブルコインを除けば、
そのほとんどが市場原理に任せて価格が決定されています。

しかし、今回ご紹介するDigixDAOは、
少し変わった方法で価格が決定される仮想通貨です。

では、DigixDAOとは、どんな仮想通貨なのでしょうか?

今回は、そのDigixDAOについて、
特徴や将来性、購入できる取引所について調べました。

気になる、DigixDAOについて調べているという人は、
ぜひ参考にしてみて下さい。

DigixDAO(ディジックスダオ)とは?

DigixDAOは、2016年3月にシンガポールで公開された仮想通貨で、
実物の金を、仮想通貨と交換するという、
少し他のプロジェクトとは毛色の違うものとなっています。

通貨単位には、DGXとDGDが用いられ、
発行上限は、200万DGDと設定されています。

後述しますが、コンセンサスアルゴリズムには、
他の通貨では珍しい、PoA(Proof of Asset)が採用されています。

現在、この通貨の時価総額ランキングは、
65位となっており、1800種類以上ある仮想通貨の中では、
比較的上位に位置していると言えるでしょう。

DigixDAO(ディジックスダオ)の特徴は?

では次に、DigixDAOの特徴についてご紹介していきます。

特徴その1:価格が安定している

基本的に、仮想通貨は非中央集権的な仕組みですので、
その価格は、需要と供給のバランスによって価格が決定します。

結果として、景気に左右されやすく、
ボラリティが非常に大きいのが特徴です。

これでは自分の資産を仮想通貨に変えても、安定して価値を保存することは
難しくなってきます。

一方、DigixDAOでは、Dgix Gold Token(DGX)という、
金本位制のトークンを発行しており、
その価値は、「1DGX=1gの金」と定められています。

もちろん、この裏付けとなる金は、しっかりと保証されているもので、
ロンドン貴金属市場協会によって認定されています。

そして実物の金については、シンガポールにある、
The Safe Houseによって管理されています。

基本的に仮想通貨の価値を担保しているものは、
企業の将来性であったり、その通貨そのものの機能ですが、
このDGXにおいては、金の裏付けがあるため、
何かのきっかけで暴落するというリスクは考えにくいでしょう。

既に法定通貨と価格が連動しているペグ通貨なども存在はしていますが、
テザー疑惑など、安心できるものはそう多くありません。

仮想通貨を安全に管理したいなら、金本位制の、
DGXを検討するのもいいかもしれませんね。

特徴その2:DGDは株のようなもの

DGXは、金がバックについている仮想通貨ですが、
DigixDAOでは、DGDというトークンも発行しています。

DGDは、金の裏付けがありませんが、
DigixDAOのエコシステムにおける、発言権や、
保有しているだけで、四半期に1回、配当を貰うことが出来ます。

DGXの購入にはDigixの「MARKETPLACE」に登録する必要がありますが、
このDGDであれば、仮想通貨取引所から購入することが出来ます。

特徴その3:PoA(Proof of Asset)を採用

DigixDAOには、珍しいコンセンサスアルゴリズムが採用されており、
それは、PoA(Proof of Asset)と言います。

これは、資産の証明と言い換えることが出来き、
まさに「金」を証明としてトークンを発行する仕組みです。

このシステムでは、金の取引を証明したり、
金が誰の所有物であるかなどをブロックチェーン上で管理します。

結果として、これまで「金」という物理的な資産を、
分散化という技術で、より簡単に、
そしてより安全に管理できるようになりました。

金は分割が難しく、移動にはリスクが伴うものです。

それをデジタル上で管理できるようになったというのは大きな利点でしょう。

DigixDAO(ディジックスダオ/DGD)はどこで買える?

DGDは国内の仮想通貨取引所では購入することが出来ません。

海外の仮想通貨取引所で有名な、Binanceで購入することが可能です。

尚、Binanceは、日本円の入金に対応していないので、
国内の仮想通貨取引所、もしくはウォレットから、
基軸となるビットコインかイーサリアムを送金してから
取引を開始して下さい。

DigixDAO(ディジックスダオ)の将来性は?

仮想通貨はまだまだ黎明期であり、
何がきっかけで暴落するかわかりません。

そこで、価値を保存するために誕生したものが、
法定通貨と価格を連動させている、
ペグ通貨やステーブルコインというものですが、
これらも100%信用できるというものではありません。

その点、DGXは金という現物がバックにあるため、まず暴落のリスクは、
ありません。

結果として、DXDが暴落するというのも考えにくいでしょう。

どちらかというと安定的に資産を保有しておきたい人向けの
トークンと言えるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

DigixDAOは、金本位制のトークンを発行する、
珍しいプロジェクトでした。

実物の金との交換は、直接シンガポールに出向く必要があるため、
このトークンへの投資を考えている方は、
シンガポールの動向をチェックすると良いかもしれません。