今回は仮想通貨プロジェクトの内の1つである、
Pure Diamond Coin(ピュアダイヤモンドコイン)について、
その特徴や将来性、購入できる取引所について調べてみました。
Pure Diamond Coin(以下、PDC)がどのようなプロジェクトが気になるという方は、
ぜひ参考にしてみてください。
目次
Pure Diamond Coin(ピュアダイヤモンドコイン)とは?
PDCは、希少性の高いダイヤモンドを、
人工的に生成し、そのダイヤモンドをブロックチェーン技術によって管理しようという
仮想通貨プロジェクトです。
通貨の略号には「PDC」プラットフォームには、イーサリアムが採用されていますが、
イーサリアムはハードフォークが起こるなどの問題を抱えています。
また現在(5月12日現在)はPoW(Proof of Work)が採用されており、
大量の電力を消費する結果となっています。
この状況は、決して環境的に負荷が低いとも言えません。
そこでPDCでは、安定性や、自身でブロックチェーンの改善を行うことができるよう、
独自のブロックチェーンの開発を行っています。
Pure Diamond Coin(ピュアダイヤモンドコイン)の特徴は?
では次に、PDCの特徴を見ていくことで、
その詳細に迫っていきましょう。
ラボグロウンダイアモンドとブロックチェーン
PDCは、ラボグロウン(成長)ダイヤモンドと呼ばれる、
文字通り、研究所でダイヤモンドを生成できる技術を持っています。
ダイヤモンド掘削は、近年技術的な進歩によって、
巨大なダイヤモンドの発見にも繋がってはいますが、
希少性に加え、その鉱石自体の有用性から、その価値は未だに高いものとなっています。
PDCのプロジェクトでは、この天然のダイヤモンドに近い品質の
ダイヤモンドを人工的に生成し、さらにそのダイヤモンドをブロックチェーンで管理します。
これによって、PDCによって流通するダイヤモンドは、
製品管理において、透明性を保てることになります。
このラボグロウンダイアモンドには、個体識別用の刻印が刻まれることになり、
それによってダイアモンドの所有権や流通過程を把握することが可能になります。
ブロックチェーンによる管理であるため、
誰かによって改ざんされる心配もなく、またブロックチェーンを参照することで、
ダイヤモンドの情報を簡単に知ることが可能です。
安定した価値の供給
PDCは、Pure Diamond Network上に構築され、
マイニングされることによって、ラボグロウンダイアモンドを生成していくことになります。
ラボグロウンといっても、品質の高いダイヤモンドは、
その生成は時間と資金が必要になります。
なので、マイニングによってダイヤモンドが大量に生成されることはなく、
徐々に増えてゆき、安定した価値の供給が可能です。
現在発行されている仮想通貨の多くは、プロジェクトへの期待や、
ブロックチェーン技術の有用性など、その実体を反映した価格とは言いにくい状況です。
一方、PDCは、人工的に生成できるダイヤモンドが、
価値の裏付けとなっているため、その価格は安定して推移することが予想できます。
ダイヤモンドは、「見た目が美しいから」などといった理由で宝飾品にも利用されますが、
ダイヤモンド加工といった、その鉱石自体の価値もあります。
他の仮想通貨プロジェクトと比べ、
安定性の高いプロジェクトと言えるでしょう。
Pure Diamond Coin(ピュアダイヤモンドコイン)を購入できる取引所は?
2019年5月現在、PDCは取引所には上場していません。
取引所への上場、もしくはPure Diamond Coinが独自で展開を予定している
分散型取引所のローンチを待つしか無いようです。
Pure Diamond Coin(ピュアダイヤモンドコイン)の将来性は?
Pure Diamond Coinは、その価値の裏付けに人工生成の高品質なダイヤモンドを
担保とするため、安定した価値の上昇が期待できます。
ダイヤモンドが生成されれば、
価値の担保という面で不安の残る既存の仮想通貨プロジェクトより、
安心感は大きいといえるでしょう。
しかし2019年5月現在、公式サイトによる情報の更新が止まってより、
公式のTwitterアカウントでも2018年11月以降、最新の情報も更新されていません。
半年以上特にアップデート無い状況を見ると、
プロジェクトが頓挫してしまった可能性もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Pure Diamond Coinは、人工的にダイヤモンドを生成し、
その情報をブロックチェーンで管理することで透明性を保つプロジェクトです。
ダイヤモンドが価値の裏付けとなるので、
安定した価値の上昇が期待できそうですが、2019年現在、取引所へは上場しておらず、
2018年の後半以降、公式からの情報が更新されていないようです。